本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

2020-01-01から1年間の記事一覧

1年という時間の経過が

早く感じられてしまうんは、年取った証拠らしいので。 子供は、毎日が充実してるので、何事も待ち遠しいから 時間の経過を遅く感じるんやって、何かの番組で・・ そんな事で、令和2年の冬も、大晦日の日を迎えました。 1年の中で、ご紹介出来た、作品は、 …

読み始めて、早4年?5年?

少し、出版ペースが、遅くなったおかげで、読み続けられてる このシリーズ。 鯖猫長屋・不思議草紙9 ついに9巻目、田牧さんの創作力に、驚くばかり。 7巻目、辺りで、そろそろ終わるんやろな~ 思ってたけど、今作で、いやいや全然。 って、考えを正すこと…

やっと、3巻目をアップすることが出来ました

忙しい日々が続き、挙句には、このブログをアップする為の PCのキーボードが壊れ。(ラップトップ) どうにも、出来へんので、今日になりました。 終電の神様3 作品は、先月発売されてる、最新巻なんやけど、 もう、終電の話は、どっか飛んでる感じなんやけ…

始発電車に乗る人のある日の人生

終電は、帰る家のある人が乗る、その日最後の電車。 そやったら、始発は? って、思うんは、自然な人の気持ち。 始発は、そやな~??、終電を逃した人が、朝まで待って やっと帰れる、思って乗る電車かもしれへん。 終電の神様2 始発に乗る人は、他にも、…

ここ一ヶ月の間、通勤してました。

僕は、自営業なんで、基本、出社と言う事はせ―へんのです。 でも、今月は、お客さんの意向で、 中に入って仕事する事に成りまして、何十年ぶりかに、 車での、通勤をしててんで。 ま~しんどかった、なんたって、もの凄い車の数で、 毎日渋滞してる路を通う…

パンが作れる人は、専門用語も

難なく、理解できるんやろな~。 小湊さんの、この作品、新刊3作目の物語です。 ホテル・クラシカル猫番館3 横浜、元町には、ウチキパンって、結構有名なパン屋さんが、有るけど。 たまに行く僕には、中々、買える事が無くて。 売り切れたらお店は閉められ…

今度こそ、ラス前だと思う。

もう、随分待ったがな~、この作品。 太田さん、エンディングをどうするのか、大分 悩まれてるんやな~。 櫻子さんの下には、死体が埋まっている いよいよ、主人公の櫻子さんの、弟さんを、殺した犯人に迫ろうとしている。 これまで、主人公の骨格標本士の、…

日本建築のルーツなんて、考えた事ある?

専門的な話でも、分かり易ければ入って来-へん事は無いやろけど・・ タイトルに「建築史」って、「士」や無くて「史」と書いてるだけに 一癖あるやろな~思って読みはじめた、この作品。 建築史探偵の事件簿 うん~デジカメが調子悪い。。 それはともかく、…

短い小説のはずが、ハードカバー

前ブログまで、長編が続いてたから、今度の作は、短めで、思ってたのに・・ 結局、本屋さんに行って、手に取ってしもたんは これ。 この本を盗む者は 本屋さんが、経営で、一番悩まされる事、言うと 「万引き」 特に、古本を扱うお店にしたら、死活問題で・…

小樽には、一度も行った事が無いけれど

物語のなかで、見せてくれてる風景は、テレビの旅番組のとは 少し違って、もう少し住んでる人寄りの景色かな? この作品も、お仕事物語で、一人の女性が、仕事に挫折した後 カフェのバイトで繋いで、成長しまた仕事に復帰する云う ドラマ。 小樽おやすみ処 …

どんどん、大都会になって行く姿を見て

日本人は、一体何処に行こうとしてるのか? 首都、東京では、大阪のアベノハルカスを上回る高層ビルの建設を 計画してるとか? 首都だから? 2位では納得いかんか? って、どのビルが2位なんかも知らんけど。 頼むから、名古屋は、そんな下らん競争に加わら…

また、生き死の話ですけど。

若しもやで、もしも。自分に余命を宣告されたとして。 そこに、神さんか、観音様が現れてやで・・ 「おい君。もう長くは生きられへんのやから、 今、生きてる間に、一つだけ、望みを叶えたろか?」って 言われたら、今のあなたなら、何を望みますか? なんて…

本の話をしたいけど、今朝のトップ・ニュースを

未だ、先々月かな、長澤さんや、小日向さんの 「コンフィデンスマンJP」を映画館で、観て来たばっかで、 この中で、長澤さんの師匠的役割の役で、出てはったんやで。 この映画で出てた、もう一人、JUJUさんと、番組してた 三浦春馬君も、亡くなって・・ テレ…

ネコの社会は、人より純粋なんやろね~

NNNシリーズの第5弾になるかな? 中原さんの作品、新作です。 はけんねこ 野良猫の矜持 屋さ昏の牡ネコが、飼い猫斡旋をするみたいな、生業をしてる 云うのが、これまでの作品なんやけど・・ 今回も、2(+1)匹はそれが上手く機能して、万事人間の元に 預…

コロナ禍、云う訳では無いけど

泊りで、旅に出る事が、ほんまなくて。 本を読んで楽しんだり、旅番組見て、羨んだり アド街ック観て、えー此処ええな~と、都内の街に憧れたり してるけど・・ ほんまは、この物語の様な、宿に泊まって、なんも考えずに ぼーっと、余暇を過ごして、美味しい…

鈴森さんの、もう一作です。

こちらも、神様シリーズのスピン・オフと、言えるかもしれへんね。 何せ、ポコ侍が、出て来るから。 せやけど、鈴森さん、好きなんやな~動物キャラが。 この作品はシロクマやからな? もう、可愛さなんてもんは 有らへんけど。 自分の家に、シロクマが、人…

いじめとか、パワハラとか

自分に対して、理不尽な、強要って、やられるばっかで、 反論なり、反撃なり、やり返さんで、不満は無いの? 僕はね、そう言う中に、自分の身を置いた経験が無い 偶然なんやろけど、幸い、学生生活でも、勤め人時代の職場内でも 温和な、ちゃんとした場所や…

他人の旅話って

僕ね、ほんまは、聞きたないけどね。 そりゃ、馴染みの地やないから、行けば、失敗談やら、 嬉しい事やら有るやろけどね。 そんなんを、行先でのエピソードを踏まえて、 その事象に立ち向かうヒロインの話よ。 大江いずこは、何処へ旅に 中身はね、気にくわ…

なんやほんまにええ話やった。

本屋さんの新刊コーナーで、見つけた一冊やったけど。 楽しく読めたらええな~くらいやったのに、 見事に期待を裏切ってくれた、逆の意味で。 最後の方、もう、涙が止まらへんやった。 「ほんま、良かったなーコタロー」って、泣いて言うってた。 こぐまねこ…

まだ、終りや無かった。続きます。

北海道のお弁当屋さんの物語。 前作で、主人公の二人が、結婚したんで完結やろ思っててんけど、 嬉しい意味で、裏切られた。新作です。 お弁当屋さんのおもてなし 7 今作で、7作目それでも、飽きへんと読める(商い)お話。 新しい店員さんが、主人公になっ…

ブラック企業と戦う勇気

若しもやで、自分が勤めた会社が、過酷な労働を強いて、 分かってても、そこから抜け出せへん様になったとしたら・・・ 「選択は死か?」 普通は、なんで、会社を辞めへんの? とか そんなん、御上に訴え出たらええやん。とか 他にも、逃げる方法は、有るや…

まんま、タイトル通りの物語

海の見える家 と、それから これね、本屋さんで、入口に平積みしてたから 多分、押しなんやと思う。 せやから、買ーてみた。それが、大ヒット。 非常に読みやすくて、知らぬ間に引き込まれてて 2巻をあっという間に、読み終えた。 親と別々に暮らしてた、青…

496ページは、長いわ~

序盤、中々読み進められへんやったのもあって、 1週間も掛かってしもた。 しかし、文庫とは言え、500ページ近い長編は、面白いわ。 満月の泥枕 尾道さんの作品は、「向日葵の咲かない夏」以来で、 その後に、出されてるもんは、全然見てへんやったから ある…

今から、迎え火焚いて

お盆に帰って来る、両親を、迎えます。 もう、その辺には、着てる思うねんけどね。 玄関が、暗いと、何処か判らへんらしいねん。 昔なら、敷地の門から、玄関までの動線に添って、 何か所も、迎え火焚いたらしいねんけど、我が家は 門なんて、有らへんし、す…

「マカロンはマカロン」

「140円ですね」 「せやったら、焼きドーナツは」 「えーそれも、140円やね」 「て、言うか~、マカロン?」 (定価?まけてや) なんて、しょーもない話は、どうでも良くて。 今作は、ハードカバーの文庫化、ビストロ・デ・マル シリーズ3作目 近藤史恵さん…

8月6日です。

言うまでも有りません。広島に、原爆が投下された、8時15分を過ぎました。 今、此処に、あの日あの時間に、一瞬で身を焼き尽くされて、亡くなられた 被ばく被害の皆さんに、黙祷を捧げて、供養したい思います。 「南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏…

占いを信じて、何かするなんて事

残念ながら、僕は、そう言う非科学的な示唆に、 左右されて、物事を決める事は無いです。ですが、 高校生の頃、細木数子さんの、占星術を学問として学んだ経験が 有ります。 アインシュタイン博士の重力場の理論を突き詰めたら 占星術に至った云う、高校生や…

前ブログに、似た様な作品

でも、こちらは、東川さん の 作なんで、出来がちゃう。 同じ、ミステリーを語るのも、作家さんで、随分と差が出るねんな。 君に読ませたいミステリーがある。 人が、殺された言う事件が有るとして、犯人を見つけるのに 動機なんて、どうだってええやろ。 そ…

ジャケットは、気を引くねんけどね~

久々に、失敗作でした。 うちの作家は、推理ができません まー酷い作品。何を、伝えたいのか、さっぱり見えて来-へん。 とにかく、重箱の隅を突く様な、細かい事に、くどくど長ったらしい 言い訳を書き綴るだけの作品。 一昨日は、名古屋を11時ののぞみ8号…

メディアワークス文庫の傑作

と、僕は思ってます。 この作品、ブログ始めた頃に、新刊が発売されて、全巻まとめて ご紹介したやろかね? ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ この作品、実は6巻で、一度完結してて、2年ほどして7巻の発売と 映画化がなされて、少し話題に成ったりもしてんけど あ…