僕ね、ほんまは、聞きたないけどね。
そりゃ、馴染みの地やないから、行けば、失敗談やら、
嬉しい事やら有るやろけどね。
そんなんを、行先でのエピソードを踏まえて、
その事象に立ち向かうヒロインの話よ。
中身はね、気にくわん元彼の男と、どう決着をつけるか?
云うのが、大きな題目やけど。
そんな事とは無関係に、旅する喜びを知って
休みの度に、出かけたくなる言う物語よ。
でね、結論は、何処に行くのも、どんな旅も自由。
行きつく度は、なんもせんで、ボケーっと過ごす贅沢を味わう
言う事に、尽きる云う話よ。
読んで見れば、有りがちな、「オチ」なんやけどね。
内容は、悪無いよ。面白い。
ライトノベルらしい一作やね。