本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

2023-01-01から1年間の記事一覧

こんな喫茶店が、ほんまにあるなら

それはそれは、自分だけ得した気分になるかもな?現実にはない、ファンタジーなお話。 秋の夜長と月夜のお茶会 望月さんのこの作品も5作目結構、読んでる人も多くて人気作品なんやけど作品より、桜田さんの絵の方が、もっと売れてて去年やったか、作品集が本…

ほしおさんの、紙物語

これまで、タイトルこそ違え、いろいろさまざま紙や、印刷、出版はたまた、旧家の家にまつわる話数ある、ほしお作品は、「川越」の街が舞台で、古いものがよく似合う。この町で「和紙」を扱ったら、それはそれは絵に成るやろ、素人目にも、正解が見える気が…

今作は、経理の話が全くない。

この作品も、なんと11作目正直、こんなに続くとは、思ってへんやったけどそれは作家さんのセリフかも?とうとう、森若沙名子が決意した。って話。 これは経費で落ちません11 恋愛から、結婚を決めた男女二人の結婚前準備物語。 自分には経験がないんで、「結…

菩提寺の行事ですけど

雅楽の催しが有りましたので 少しばかり、ご紹介します。コロナ禍で、しばらく中断してた、年中行事ですけど雅な、伝統芸能を、皆さんにご紹介します。 雅楽 演奏者 皇室や、広島の厳島神社などの映像で、観られる事は有っても自分が、その場に居て観る事は…

ショートストーリーの境地かも?

物語の、行きつく先は、140字なんかも? もっと短い「俳句」は、物語云わずに、「唄」言いますやろせやから、短い物語に成ると 今までなら誰かの作品に「ショート・ショート」なんてのも在りましたかね? 若しくは「5分後のなんたら・・」初めて紹介する 神…

ひとり旅を、実践してみた。

今月初めに、秋川さんの「ひとり旅日和」アップしてから、自分なりに計画してちょっとだけ、自家用車で、日帰り旅をしてみました。 場所は、法隆寺。 法隆寺、山門 西院伽藍の山門ですけど、もう正面の佇まいだけで、圧倒されてしまう。なんと、美しいお寺や…

戸外で食事するのは、ちょっと・・・

前ブログで、ご紹介する作品公表してる割にアップが遅くて申し訳無い次第です。ほんま。 僕は、食べ物を、外で食べたり、それこそ、持ち歩いて食べ歩く云う行為に、馴染めへん云うか、苦手。理由は、まずもって、僕は、食べ方が下手云うか、汚い。特にバーガ…

お酒好きな人なら、この本をバイブルに。

1週間のご無沙汰やね。今日は、秋川さんの旅日記 3作目 ひとり旅日和3 僕も旅行は、何処にでも行きたい人やけど、一人で旅する云うのは、流石にした事ないな~。この物語にも有るけど、「時間の自由」「行先の自由」「買い物の自由」等‥ 同行者の気兼ねは要…

家族や、身近な人を失ったらあなたは生きられますか?

昔、タイトルに書いた様な設問をどこかで受けた様な? しかしながら、自分も両親に、わずか2か月の間に逝かれてしもて、その時の喪失感たるや。立ち直れへん、気分やったで、なんや、ずっと同じ家に住んでたのに、部屋がやたら広く感じてん。今まで、介護し…

子供やって自立は出来るよ。

タイトルに書いた通りの物語。 小さな子供を、置き去りにする様な親ってのは子供にとって、どんな存在なのか?前にも「子供は親を選ばれへん」 云う話を書いたけど、生活苦で、子供が居てたら自分も子供も共倒れや、云うのが理由で置き去りにすんのやろか?…

深夜営業のレストランが、在ったら

夜勤の人とか、帰宅時間の遅い人ならほんま、通いたく成るやも知れへんね。 ただ、僕の知る限り、そんな店は存在してへん現実的には、考えにくい飲食事業やろね。近くに24時間稼働してる、工場とか、それこそ漁港の近くとかね、場所が限られるやろねそれでも…

伽古屋圭一さんは、初めてです。

なんや珍しい苗字の作家さん。初めて目にする名前やし、ジャケットデザインもええ平積の中でみたら、選んでしまう作品やったわ。 完全なるジャケ買いやな。 猫目荘のまかないごはん 今も、学生さんを受け入れる下宿みたいな、宿屋さんを営んではる家云うのは…

もう随分と久しく、神田には行ってへんな~

勤め時代は、仕事の出張で関東にもちょいちょい行ってたから、仕事の帰りや長期の時は、休みが有れば、都内をあちこち行っては、神田にも足運んで、本屋を巡ったりしててんけど 今は、独立して、個人事業主なんで、そもそも出張なんてほほ皆無。仕事ではなく…

約1年ぶりの続編です。

上田さんの見る、銀座の景色は、こんなやろ。 僕の見る銀座は、新橋駅からまっすぐ走る道路沿いでも、和光とか、三越、それにパン屋の木村屋、ド定番の景色も、馴染みが有るんよね~ そんな銀座のど真ん中が舞台の物語、2作目 銀座 四宝堂文房具店 2 帯に、…

加賀恭一郎は健在でした。

東野圭吾作品 「新参者」シリーズ最新作が、ついこないだ発売されてんで。早速、アップします。 あなたが誰かを殺した もう、この作品の続きは無いもんと、個人的には思っておりました、せやかて、探し求めて刑事に成ってやっと居所をつかんだ、母親は、既に…

連句と云うものが、未だ理解できず?

ほしおさなえさんの新しいシリーズ作品 3作目なんやけどこの作品、毎回、物語の根幹「連句」のルールについて丁寧に説明してくれてはるねんけど・・・申し訳ないが、何度聞いても理解出来やん、僕を許してくれてや。 分からへんわ~。そもそも論で、連句なる…

1年半ぶりやねんけど、新作が出たよ。

三上 延さん ビブリア古書堂の事件手帖も扉子さんシリーズに代わって三作と、近い所では「同潤会アパートメント」「江の島西浦写真館」とここ、はてなブログを始めてから、紹介してんけど。ビブリアシリーズは栞子さんシリーズも、全巻読んでてしかも、わざ…

文明開化の夜わ開く。って、どっかで聞いたような?

明治・大正の時代背景で描くミステリー長編この方も初めてご紹介する作家さん冬木春央さんの作品です。 サーカスから来た執達吏 まずは、紹介してる自分が、云うのも変やけどこのタイトルの「執達吏」って、なんや?思て、ウィキペディアしてん。今は、改名…

人生はゲームの様なものかもしれへん?

残念ながら、僕は、パソコンでも、ゲーム機でもはたまたスマホでも、ゲームを遊んだ事が無い。せやから、面白さ云うものが分からへん。作家さんには、ゲーム好きな方も多くて、お慕い申す宮部さんも、RPGがお好きやとか。今作は、初めて、ご紹介する加納朋子…

初めて紹介する作家さんの作品です。

たまたまやけど、前作に宮部さんの江戸ものを上げてんので、被った感じで、同じ江戸ものを?上げてみたい思います。 作品は 西城奈加 さんです。 なんや、最初本屋で見てるときは、西加奈子さんの作品や思っててん、それが家に帰ってよう見たら、ちゃうねん…

百物語の新作でました。

宮部みゆきさんの、江戸物代表作 続編であります。もう、何作目やろか? 聞き手の主人公が変わって4作目やろか。今度も漏れず面白いです。 青瓜不動 家の庭やとか、住まいとは別に畑を持ってはるとか、借りてはる云う人なら、若しかすると「青瓜」を育てた…

読み続いているライトノベル作品

この物語も、すでに14巻目作者、硝子町さんの、根気強さもさることながらよくぞ、自分も飽きずに読み続けてるもんやと、感心してる。 出雲あやかしホテルに就職します 14 今作は、ホテルエピソードが3話これまでの流れの物語が巻末の1話その中で、2話目の…

原田マハさんの作品に触れてたら

このジャケットに、このタイトル「リボルバー」となれば、そりゃもう、あれの話か?と、成るやろね。 リボルバー みなさん、その通りです。「フンセント・バン・ゴッホ」の自殺にまつわるエピソードなんて、そんなんだけやったら、この方小説なんて書かはら…

ライトノベルは楽しく読むもの

東川さんの作品は、探偵もので、簡潔な推理が面白い。この作品も、同様に。 谷根千ミステリ散歩 東京の谷中が何処なんかも、分からへん僕やけど。都会の下町言う舞台は、ちょっと不可解な出来事や、事件や珍事云うのが、合うんかね?作者、東川さんが描くか…

コロナが齎したもの

読み切るのに1週間も掛かってしまって、日曜にアップの予定が 今日まで、ずれ込んでしもて・・・ 今日は、辻村深月さんの新作です。 この夏の星を見る 最近は、どなたの作品も新作で書かれる物語には「コロナ・パンデミック」の事を少なからず書き込まれた作…

物語を書ける人って、すごい。

図書館戦争の有川ひろさんの新作です。 物語の種 作家さんって、ネタさえあれば、だれの頭に浮かんだ事象なり、見たものの感想なり、出来事みたいな事から新しい物語を創造して行けるんやね。この作品は、有川さんの読者さんが投稿されたネタから、物語を創…

6作目やけど、完結編 たぶん?

ほしおさんの川越シリーズ、菓子屋横丁編 最終話です。 巻末に「了」って、書いてるから。 川越シリーズは他にも作品有るけど、たぶんどれも終わってる思うから、これで最後や無いやろか? 菓子屋横丁 月光荘 6 活版印刷から始まって、紙問屋の資料館とこの…

若しかしたら、こんな医者が居てたら

多くの人が、通うかも知れへんな~。 動物が、人の癒しに成る云うのは 今では普通に知られてる話しやし。 猫を処方します 今日は、分かりやすい内容の物語です。 もう、タイトルそのまんまやで。 悩んでる人に 「あんたには、この猫がええやろ」 云うーて、…

生まれ来る子供は、親を選べない。

それ程に、親 には、責任が有るのに、現代の社会は親に甘い。「離婚」「虐待」「殺害」「育児放棄」 まかり通って、何も反省のない大人や家族・親族 これに対して、全く学ばない 子供 ってのも、目立つように成ってる 例えば「闇バイト」「迷惑行為」「いじ…

米澤さんのハードカバー新作やで。

「本と鍵の季節」 に、続く第二弾作品、前作に登場の二人の図書委員が推理し、事件解決するミステリーなので、説明は、これだけで。 栞と嘘の季節 高校生の頃に、自分の存在意義いうかなんや、他人と自分を比べる云うかね、自分がどんな立ち位置か?なんて、…