ほしおさなえさんの新しいシリーズ作品 3作目なんやけど
この作品、毎回、物語の根幹「連句」のルールについて
丁寧に説明してくれてはるねんけど・・・
申し訳ないが、何度聞いても理解出来やん、僕を
許してくれてや。 分からへんわ~。
そもそも論で、連句なる歌の、どの辺に感銘を
受けるのか? 僕には、知識が無さすぎる。
本作品も3作目で、いよいよ何か展開が有るのか?
思いましたが。
今回は、はっきり言って、何もありません。
連句会そのものを、つぶさに時系列で綴った
記録帳的な、作品です。
勿論主人公の主観や、感想や、出席者の生い立ち的な
物語もありますよ。
なんかね、NHKで高校野球の放送見てるよ様な感じ。
在りますでしょ、あれも、それぞれの高校の紹介や
甲子園に至るまでの、経過みたいなもん。
正にあれですわ。
ほしおさん、どうした! これ
やね。
ちょっとだけ、ホローして何か言え、いう事なら
短歌とか、俳句とか、決まった枠の中で表現する
日本の「詫び・寂び」言うのが、人の心を打つ歌になる
そんな歌人の歌が世に知られてたり、
今でも、歌を作る人が居てるのは、故人の目標に成る人が
居てたりするが、
連句云う「歌会」にも、その目標に成る歌会
仕切る人が居てるいう事かな?
それは、どの世界にも有って、先人を目標に
今も日々努力し、追いつけ追い越せを目指すいう事かな?
それが、ほんまの最後の1行に
書かれてる、言葉です。
以上です。