本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

2022-01-01から1年間の記事一覧

大晦日に、今年トリを飾る1冊

猫番館も、この作品で7巻目毎年行ってる、横浜の光景を、自分にも見させてくれんねん。 ホテルクラシカル猫番館7 横浜山手、 根岸線の石川町駅から、上を眺めると、瀟洒な洋館の建物が、見えんねん。今年の夏、その建物を観に行ってん。観光として、中を見…

何時まで続くか?13作目

もう、ここまでくると、亀有・・並みの継続感。漫画やなくて、小説やから、連載感に多少の違和感があんのよね。終わりが有るから、ワクワク感も持続するってもんで。 出雲あやかしホテルに就職します13 途中、従業員間の恋愛物語になってましたが、ここ数冊…

本屋で、目を引いて買いました

上田健次さんって、どんな人?やけど・・ なんとなく、ジャケットのデザインも「涙がとまらない」の帯も、気に成って買ってしもた。 銀座「四宝堂」文房具店 文房具言うーたら、大体はペンとノートやけど。 たがわずそれにまつわる話でした。システム手帳云…

大学生活って、面白い?

僕はね、大学には、行ってへんので、 大学生活の経験が有らへん。 今更ながら、行くべきやったと、後悔す事この上なし。 だからって、この年で、 今から大学に入ろう言う気持ちには成らへん 無理や云うのと、芸能人じゃないから、 そんな事で目立つはずも無…

3年ぶりの、菩提寺での催しでした。

以前にも、紹介した事有るねんけど。 コロナで、3年ぶりの再開となりました。 雅楽と舞楽 前ご住職の代から始まって、中断する3年前まで、6年かな?続いてた「雅楽の宵」と、言う催しが、今年は、再開出来て宵では無く、昼間の開催となりました。 雅楽なん…

前投稿に、星座占いを扱って

今度は、「月」です。今作は、青山美智子さんの作品です。何度も、作品アップしてるから、今更言うまでも無く 代表作は「木曜にはココアを」やね。 喫茶店に行ったら、迷わず珈琲ちゃうで、ココアやで言う話や無くて、飾ってある絵の話やったかな? 今回はこ…

この作品の新刊を待ってる人多いのでは?

望月麻衣さんの、代表作これで4巻目です。 作品のジャケット絵や、挿絵に使われてる、桜田さんの描く作品も各所で高く評価されてる様で、売れまくってるみたいやな。これを買ってから、たまたまアマゾンを覗いてたら桜田さんの、この作品のポストカード集や…

酒好きな人向け

秋川さんの、文庫化新作シリーズ2巻目。でも、これ続くかな? ひとり旅日和 縁結び 秋川作品を、これまでシリーズ物で、何作か、紹介してるけど長いねん。10巻以上続いたのんと、今、続投中いうのんが、4巻目あたりこの作品は、2巻目やけど、また、恋愛話に…

剣持麗子シリーズ

第3段、新川帆立さんの文庫版です。 毎度、ソフトカバー版(単行)を、買ってたんやけど・・ すっかり忘れてしまって、気づいたら 文庫で新作が出てました。 テレビでもドラマが、放映された 「元彼の遺言状」「ワンナイト推理」の続編です。 倒産続きの彼女…

辻村さんの描く、恋愛小説は

ハッピーエンドまでが、長い。 どうせ、ゴールインすんのから、もうええやんか! と、突っ込みたくなるけど。 それを、言うったらお仕舞いや、言う話でもある。 放漫と善良 大変お待たせを、いたしました。 もう、1月ほど前から、今、書いてるテーブルの上に…

4巻目で、完結でした。

千葉県南房総で、暮らす青年の生き方を見つける物語 最終回です。 海が見える家 旅立ち コロナが要因で、都市の在り方や価値観ってのは、地方や田舎暮らしに価値が高まっているのかも知れへん今時。せやけど、これは、糧、仕事が有っての話。もちろん、それ…

騙される人と、騙す人

しんどいな~、どっちの立場でも、 自分で、どう落とし前付けんのか? 考えてしまうよね。 辻村さんの新作です。この所、この体の作品続きでまたか? って、言われそうやけど・・ 嘘つきジェンガ 帯に書いてる通り。ほんま、詐欺になんて、手ー染めたらあか…

本には、人の心を感じる力が有る

「始まりの木」を、以前に紹介してるけど、今回は、文庫作品で、夏川さんの新作です。 ファンタジーやけど、本に触れるって、こういう事。 って話です。 僕は、一度読んだ本を、読み返す事ってのが、ほぼ無いので子供の頃読んだ、古い作品や、児童図書と言わ…

文庫本で、1,000円超え。

今回は、何はともあれ、まず、本を。 桃源 ジャケ買いのこの本、作者の黒川さんの奥さんが描かれた油絵をジャケットに使ってはるねんて。作品は、舞台が沖縄、せやから、「沖縄民族衣装」琉球装なんかね?直木賞取らはった時の、インタビューが面白かった人…

カルトってのは、こう云うもの。

ご紹介するのは、池井戸潤さんの、新作です。 僕が、池井戸さんの作品を紹介するのは、初めてかも? あまり作品読んでへんのもあるけど。 今作は、今、オンタイムな話題が、書いてるから、上げて見よ思ってん。 ハヤブサ消防団 この話はね、我が家の近く、岐…

歳を取ると、体の異変が少なからず

どこかに出て、ここ数日その老化が頸椎に出てるらしくキーボードを打つ右手が危うい。 今日の紹介する物語は、以前にも紹介した、ほしおさなえさんの新作で、2巻目の作品やで。連句いう、詩遊びで、平安の世?それより前? 古くから日本で親しまれて来た、創…

通勤の大変さ云うのは

自営業をしてると、分からへんのやけど、 今はもう、仕事終わり、終電にも乗られへんなんて、残業は、在らへんかな? 僕は、勤め時代、そんな事は日常の様やってん。 事務所の照明や、戸締りをして帰ると、日付が変わる時間なんて事 ちょいちょい有って、翌…

高齢者って、言われると・・

自分も、還暦過ぎたやん・・十分高齢者の仲間入りやわ。 しかし、自分は、この先、仕事が減って、収入が無くなった時。 仕事が無くなって、普段する事が、無くなった時。 生きる希望は、保てるやろか? 一橋桐子の犯罪日記 もう、何冊か紹介して来た、原田ひ…

8作目が出てみて、前作は一体なんやったんやろ?

前作を、紹介したのは、その前から、約2年半の経過で 今作8作目は、それから、2か月? なんじゃそれ?な、感じやけど。 今作は、元の岡崎さんに戻ってる。 珈琲店タレーランの事件簿8 この作品事件簿いうだけ有って、喫茶店に纏わるトラブルや 関わる人の…

田牧作品、10巻目

江戸物・捕物帖 「鯖猫長屋・ふしぎ草紙」も、10巻目の作品 捕物帖なんで、事件ネタさえあれば 続けられる言うのはそうなんやけど。 鯖猫長屋・ふしぎ草紙10 今更ながら、田牧さんのこの作品。めっちゃ簡潔で、潔い作品で、池波正太郎さんの捕物帖に 似て…

僕は、インドアなので・・・

キャンプを楽しむ、気分ってのが、さっぱり分からへん。 この作品は、アウトドア派の皆さんに向けられた これぞ、醍醐味と、思われる作品なんでしょう。 ソロキャン! 居酒屋物語しか、記憶にない秋川滝美さんの作品です。せやからね、キャンパーの物語やけ…

今日は、長崎の先人に。

掲げた腕は、未来に。伸ばした腕は、平和にやったかな? 平和の像 先日、広島に祈りを捧げて、今日は、長崎の先人の皆さんにご冥福をささげて、過ごします。どうか、学ばない人間にも、この先に有る大浦天主堂の鐘の音が聞こえますように。 70年過ぎようが、…

広島で、亡くなった先人の皆さんへ

原爆死没者慰霊碑 残念な事に、人は、あの日の惨劇から、何も学んでいませんでした ですが、わが国日本は、仮にも、 自分達が再び犠牲に成る事が有っても、我々が原因の被害者を出さないと誓う。そう有りたい。 幾ら国を守る為であっても、自分達が、広島で…

宮部みゆきさんの、超長編作品

これも、続編8冊目、今回も本が分厚い。ハードカバーで、この厚さ、重たいって。(#^.^#) よって件のごとし 三島屋変調百物語なんですけど、どうやら、宮部さん此処で、一区切りとされた様です。 途中主人公が、従姉から、次男坊に変って、ほんまに百話書か…

5巻目の新作

ほしおさんの、集大成作品、5作目。 菓子屋横丁 月光荘 金色姫 皆さんは、どなたかお身内の方を、見送られた事は有りますか?御親族で、参列や、葬儀場で、遺骨拾いをされた事は有ったりしますかね?僕は、両親二人とも、既に見送りました。早13年にも成…

思いのほか長編で、

世津路さんは、初めて紹介する作家さんで、これが、処女作なのかな? もしかしたらハードカバーで 出されてるかも知れへんね。しかしながら、この作品、結構長い物語やったわ~。 夢がうつつの雪魚堂 この話、和紙屋さんの話と、帯に有るから 「ほしおさなえ…

ライトノベルで、12作目ともなると

もうね、コミックやな。自分の中で、登場するキャラクターも 固定化して、読んでると、次のセリフが想像出来たりする 作者と、読者が一体化してくるんやろね。 出雲あやかしホテルに就職します12 なので、勝手にキャスティング考えたった。主人公 ベルガール…

ショート・ショートな作品

「結末まで5分前」やっけかね?最近で、ショート作品集の作品ってちょっと前は、井上ひさしさんとか、星新一さんとか・・ 短いドラマで、綴る作品で、感動させられるものって言うとね。 せやけど、これは新しいで。 発注いただきました 初めて読む、朝井リ…

こんな商売も

やってみたら、案外面白いかも?しかしながら、個人店で、どんなものでも、一時的に預かります。 なんて、仕事してる人は居てへん思うけど・・世の中には、「コインロッカー」やら、「コンテナボックス」はたまた、質屋でも、1時的な、保管とも言える商売が…

根岸線・石川町駅・山の上

仮に、この作品のタイトル「猫番館」なるホテルが 実在するとしたら、勝手な想像で、石川町駅の南改札上に有る瀟洒な洋館が、そうでは無いか? と、思うのです。 実は、ここ「イタリヤ山庭園の外交官の館」なんですけどね。 ホテルクラシカル猫番館6 仕事の…