本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

今、自分には、一番突き刺さる作品

日本の大問題、「少子化」に、自分も悪い意味で貢献してしまってて今や「中年独身・男子・女子」は、未婚率の中心的存在らしい。別に、意図してやってる訳では無いねんけど気づいたら、独り者やった云うだけやねんけどそんな自分も、この物語は、ドンピシャ…

8年目にして11冊

江戸ものの連作作品で、読み続けてるんは唯一これだけしかあらへん。 鯖猫長屋 ふしぎ草紙11 途中、主人公の恋の話に傾向してた巻も有ったけど今作も、事件捕物帳が展開されて、めっちゃ面白い江戸のまち根津権現とか、湯島、云うのは?上野辺り?11巻も読ん…

喫茶店文化の一宮市民でも

こんなファンタジーな店は無いけどね~ジャケ買いしたら、案外面白かった、喫茶店に来る様々な来客のお話。 喫茶月影の幸せひと皿 喫茶店でも、ラーメン屋でも、はたまたマックでもなんか、美味しいもの食べて、気分転換ってのは普通にしてる事やろけど、そ…

めっちゃええ話が 5話

上田健次さんの、この作品も三巻目銀座に、レトロな洋館の文具店が有るのかどうか?老舗なら、伊東屋さんかね? 何でもある店昔、製図用品を、わざわざ買いに行った事も有るがレトロな洋館とは程遠いビルやった思うけど。 そんな話はどうでもええねん、今作…

多分、3巻目の作品

すみません。2巻目を飛ばしてもーてる読んでへんので、発売を見逃してた思います。 秋霖と黄金色の追憶 もう、記憶も薄いですが、1作目を紹介したときは純粋な探偵物語やった思います。松田優作さん主演のドラマ有りましたやん、あんな感じのゆる~い、謎…

三上作品の大ヒット作品

世の中に、作品を評価する賞が有るのにこの作品、三上さん自身も、今まで何故に、だれも評価せんのか?どうにも納得いかん。 若し三上さんに投票できる、読者の賞が有るならこの作品を、1番に上げたい ビブリア古書堂の事件手帖・扉子たちと繋がれる道 この…

海から山に住処を変える若者の話

はらだみずきさんの「海が見える家」4巻から続く新作です。4巻目の「旅立ち」で、きっと次有るな~思ってたら、これやった。 山に抱かれた家 まんまや無いか! と、突っ込みたくなるけどそこは、抑えて読んでみると若者らしい生き方のお手本が、描かれてる…

街の再生ってのは、どうするのがええの?

よく言う「シャッター通り商店街」に賑わいを取り戻すって商店街が出来た当初は、物凄く賑わったんやで~と過去を知る人達は、言う。せやけど、僕の知る限り、小学生やった頃までやん。と、自分の住む街の「本町通り商店街」も、寂れてる。 山本さんの、この…

京都とイギリスの両方を同時に理解するのが難しい。

読み始め、場所設定が、京都なのに、ビクトリア記の登場人物や、施設名の所在に馴染めへんやった。 「熱帯」に続く、アドベンチャー シャーロック・ホームズの凱旋 登場人物は、コナンドイルのシャーロックに出てくるキャラで、まんまやし、他の登場人物も、…

7巻目の新作、ここでは2冊目

今回は、文庫かされた新作巻をアップします。 花咲小路二丁目の寫眞館 寫眞→「写真」ですけど、難しい字?それはともかく。小路さんの作品では、同じシリーズを紹介してるけどこれは、文庫です。なので、ハードカバー版はすでに出版されてるんやろ、思います…

友達は、居てますか?

予告通り、今回は、先の宮島さんの元作を紹介します。 1年前に出版された作品ですけど、これは、先に紹介した「成瀬は信じた道をいく」と、続けて読んだ方がええと、思う。 成瀬は天下を取りにいく 皆さんは、子供の頃の友達、ご近所で、一緒に学校に通った…

先に新しい方を、紹介します。

書店の平積みを見て、2巻揃えて売ってんのを買った。なので、まずは、新刊の方から読んで、ご紹介します。 成瀬は信じた道をいく 一人の天才と彼女を支える、周りの人のドタバタ劇。舞台演劇っぽい物語やね。 なんて言うのかね?「天才」ってのは、やっぱり…

単行本で買うのは、初めてかも?

ほしおさんの新作です。 先に、柚木さんの「風に立つ」を紹介してんのやけどほしおさんのこの作品も、似てます。伝統工芸職人に弟子入りする云うのが、同じ。何を学ぶか? 「それは自分の生き方」みたいな事です。 まぼろしを織る 我が家の尾張一宮も、元々…

二番煎じですが。

同じ作品を、僕も上げてみました。作者の方 雨穴 って方ですけど・・? 名前も変ですね「変な家」タイトルも変わってんな~ 変な家 既に、私が読ませて頂いてる、ブロガーさんが一昨日上げてはったので、物語の内容は「本猿」さんブログを、ご覧になったほう…

親子ってのは、通じ合えてるもんなのか?

柚木さんの作品で、「純文学」的、作品は初めてかも?多くが、法廷ミステリーの作品や、思うけど。 これは違います。 風に立つ 親子関係と、いうのは「血縁の親と子」とか。「師弟の親方と弟子」とか、大きく「大人と子供」とかはたまた「先生と生徒」とか、…

マジシャンのイメージって

やっぱり、「ブラック」「黒」「悪」そんな感じするかな?自分も含めて。ほんまの所は、どうなんやろ。騙しのテクは、そりゃ他人より長けてるのは理解できる。 ブラック・ショーマンと覚醒する女たち 東野圭吾さんの新作です。これも、続編です、前作「名も…

この作品も連作12巻目

北海道には美味しい食材がいっぱい有る云うのは誰もが知る事実、せやけど、行こうにも遠すぎる。 弁当屋さんのおもてなし12 行かれへんならしゃーない、この本読んで、行った気になろか。そんな話が、この12巻目物語原作の喜多さんが、北海道出身やから、…

レンタル倉庫では無く。

個人の持ち物を、一時的かつ長期でも、短期でも預かって、保管する、言う商売。実際に在ったら、事業として成り立つやろか? 一応、預かり期限を過ぎたら、事業者の責任で処分は出来る云うシステムではあるが。 あずかりやさん 3 本作これが3巻目、大山さん…

世の中の動きは、作家さんにも大きく影響してるんやな~

今日、紹介する作品、絶対ネタバレ不可な作品なんで、これまで以上に慎重になってる、自分です。むしろ物語の話は書いてもネタバレちゃう様な気さえする。 世界で一番透きとおった物語 帯に電子化絶対不可能って、なんじゃそれ!「今時、逆やろ。!」僕は、…

15巻も続くと、まだやんの?思う。

硝子町さんの根気の良さ。しぶとい読者、根負けするまで、読み続ける 自分。 出雲のあやかしホテルに就職します15 中ほどの巻で、恋愛物語に成りかけた経緯にもめげず最近発売されてる巻は、初心に戻り、ホテルらしいエピソードにあやかしらしい、展開が繰り…

引き続き、ペア小説のご紹介を。

前項に続いて、今回は 「SISTER」 井上さんのミステリー物語をアップします。 ぎんなみ商店街の事件簿 この作品の物語、新しい試みなんではないやろか?タイトルが同じやから、もうなんとなくやろうとしてる事云うのか、作者の意図云うのが分かるけど実際ど…

新年1作目の紹介作品

初めて手にした作家さんの作品です。 「BROTHER」 井上真偽さんです。 この方名前がもう、作家らしいと言えるかも ご本名とは、思いませんけど・・なかなかこんな名前を選ぶ人は居てへんやないですかね? ぎんなみ商店街の事件簿 この作品、実はもう一巻あり…

こんな喫茶店が、ほんまにあるなら

それはそれは、自分だけ得した気分になるかもな?現実にはない、ファンタジーなお話。 秋の夜長と月夜のお茶会 望月さんのこの作品も5作目結構、読んでる人も多くて人気作品なんやけど作品より、桜田さんの絵の方が、もっと売れてて去年やったか、作品集が本…

ほしおさんの、紙物語

これまで、タイトルこそ違え、いろいろさまざま紙や、印刷、出版はたまた、旧家の家にまつわる話数ある、ほしお作品は、「川越」の街が舞台で、古いものがよく似合う。この町で「和紙」を扱ったら、それはそれは絵に成るやろ、素人目にも、正解が見える気が…

今作は、経理の話が全くない。

この作品も、なんと11作目正直、こんなに続くとは、思ってへんやったけどそれは作家さんのセリフかも?とうとう、森若沙名子が決意した。って話。 これは経費で落ちません11 恋愛から、結婚を決めた男女二人の結婚前準備物語。 自分には経験がないんで、「結…

菩提寺の行事ですけど

雅楽の催しが有りましたので 少しばかり、ご紹介します。コロナ禍で、しばらく中断してた、年中行事ですけど雅な、伝統芸能を、皆さんにご紹介します。 雅楽 演奏者 皇室や、広島の厳島神社などの映像で、観られる事は有っても自分が、その場に居て観る事は…

ショートストーリーの境地かも?

物語の、行きつく先は、140字なんかも? もっと短い「俳句」は、物語云わずに、「唄」言いますやろせやから、短い物語に成ると 今までなら誰かの作品に「ショート・ショート」なんてのも在りましたかね? 若しくは「5分後のなんたら・・」初めて紹介する 神…

ひとり旅を、実践してみた。

今月初めに、秋川さんの「ひとり旅日和」アップしてから、自分なりに計画してちょっとだけ、自家用車で、日帰り旅をしてみました。 場所は、法隆寺。 法隆寺、山門 西院伽藍の山門ですけど、もう正面の佇まいだけで、圧倒されてしまう。なんと、美しいお寺や…

戸外で食事するのは、ちょっと・・・

前ブログで、ご紹介する作品公表してる割にアップが遅くて申し訳無い次第です。ほんま。 僕は、食べ物を、外で食べたり、それこそ、持ち歩いて食べ歩く云う行為に、馴染めへん云うか、苦手。理由は、まずもって、僕は、食べ方が下手云うか、汚い。特にバーガ…

お酒好きな人なら、この本をバイブルに。

1週間のご無沙汰やね。今日は、秋川さんの旅日記 3作目 ひとり旅日和3 僕も旅行は、何処にでも行きたい人やけど、一人で旅する云うのは、流石にした事ないな~。この物語にも有るけど、「時間の自由」「行先の自由」「買い物の自由」等‥ 同行者の気兼ねは要…