本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

「縁」と言うのは、巡る事なんよ。

人の心を巡るものが、「縁」なんやねんで~ と、
上田さんは、おっしゃるねん。

それが、「老舗」たる証拠かも。

銀座「四宝堂」文房具店 8

この物語も、ついに8巻目。
いよいよ、主人公も収まる所に収まって、終焉なんやろか?
主人公の「結婚」の話が、煮詰まって来て、「ハッピーエンド」
なら、収まりもええしね。

それも、「縁」な、話なんやけど、老舗言うのは、事業が何であれ
長くそこの社を構えてたら、そこの地域に限らず、様々な顧客や、
ご近所や、業者とも繋がりが出来る分けやし、自然と「知り合い」が
増えて、その知り合いが、また知り合いを繋げて
いつの間にか、「縁」という、巡る形の仲間形成が出来る。
例えば、創業100年やったら、100年の顧客が有って
100年その地域で過ごした、ご近所が居てる訳やん。
そりゃ、良好な関係なら、深く付き合う、親身な友、言う事に
成りますわな。
業者もそう。顧客もそう。

この物語は、文房具屋さんの話やから、色んなアイテムが
その繋がりを深くしてて、たかだか、「指サック」一つでも
同じ模様の商品使ってる人居てたら・・「あ~っ、それ」
って、成ってその場は、何処の誰とも、知らんでも
また会ったら、「指サック」の人って、成りますわな。
それが、人を結ぶ「縁」なんやから。不思議なもんやね。
アイテムは、どんなもんでも。「同じ」は、「縁」に
結びつく。
それが、食べ物屋、でも、そうなんやろけど。「ラーメン」
なんかも、よう有りますよね、常連さんってな人達。
それも「縁」でしょ。

この物語は、そんな「縁」が巡ってる、物語ですよ。
アイテムは「文房具」ですけどね。

珍しい事に、この作品で、次巻の前振り広告が、後刷りに
入ってます。せやから、終わるか? と、思いましてん。
どないやろ? ハッピーエンドには、違いないと
予測しますけど。

食べるものテーマにしてはる様で

今年、2回目の紹介に成ります。行成さんの新作です。
どうやら、ご紹介する作品は、前作が有る様で、続巻なんやって
解説にたどり着いて判明しました。
ご紹介するんが2作目なんで、読んでへんから、こんなもんです。

本日のメニューは? 2

話に出てくる、主人公達が、テレビの人達、言う設定で
彼らの食事、言う話です。

テレビの業界やから、云う事では無く、仕事でも家事でも
「疲れを癒す、一番の方法はなんや!」

言う~たら、そんなん 「食べる」事に他ならんよね。
ならば、何食べる? 言うのが、自分にとって癒しなのか?
言うのは、人それぞれやん。
僕は、夏は「うなぎ」、冬は「カニ」やけどね。
ど贅沢やから、それぞれ年一 やけど。
そんなんが、皆さんにも、有りますやろ
それも、ほぼ常連で通ったりしてたら、通ってる店で
色んな事を聞いたり、知ったり、体験したりしますやん
その見分こそが、人生の「糧」に成る時が有るって話です。

話の中に、ようさん美味しいメニュー出てきます
それこそ、「一見さんお断り」言う店の、「懐石料理」やとか
立ち食いの「蕎麦」とか、高級レストランの「フレンチ」とかも
どれも、実際に有りそうな店の有りそうなメニューやからね
具体的過ぎて、よだれ もんです。
前回もメシものネタで、ブログ書いてますから・・
皆さんには、申し訳ないですけど・・
この本も、この三連休、明日、食事に行こう思う人は
本屋で、立ち読みでもしてください。
行きたい店が、変わるかもしれへんね。

「今夜、何、食べよか?」

新作は、新しい試み。

お金の使い方の指南役イメージの、原田ひ香さんが綴る
新しい試みな作品。

たぶん、これまでこの様な物語は、読んだことが無いです。
題名は、原田さんらしい、これまでと、変わりなくジャケットも
原田作品を意識してか、柔らかい感じの題名通りな、作画やけどね

#台所のあるところ

物語はの中は、全然、斬新やった。
これは、説明しないと、伝わらないので、「ネタバレ」覚悟で
書きます。
「台所のあるところ」は、深夜のテレビ番組の題名でその中で
進む物語やねん。
で、その上で作者が描く物語は、この番組を見てる視聴者の話
しかも、その視聴者が、SNS「X」で、「#台所のあるところ」
サイト内で、視聴者が語り合う物語も、同時に進行する形。
つまりはね、3つの物語が、同時進行で描かれてるって事
良くあるのは、事件物で、同時進行で2つの事件が、ほぼ同時に
進んで、刑事が一つの事件を追うと同時に、2つ目の事件にも
関わって、解決するなんてのは、多々あるサスペンス手法
なんてのは、たまに有ったりするけど。

普段の生活を、3つ同時に話にするってのは、
『原田さん、やりました!』 って、感じです。
「直木賞」の候補なんだそうやけど・・直木賞なんて、
詰まらん賞や無くて、もっと称えられるべき祝福の方法が
無いやろか? 思います。

え~と、話の中のテレビ番組「台所のあるところ」は
とても、スッキリしたエンディング。
視聴者の個々の、物語も前向きな明日を見る話し。
そして、SNS「X」での、仲間たちで進む、物語も
「賛同」 三方善し の話でした。

話の主人公はすべて、女性でしたけど、成ればこその
お話やし、男子の入るべき余地は無い感じ。
だって「台所」が、居場所やもんね。「女性のテリトリー」です
いくら、男女平等と言うーても、そこは、「奥様」の為の場所。

柔らかい感じのええ話ばっかです。
作文の技術的な手法と、この中の話がとてもええ感じです。

是非、本屋で手に取って、とりあえずは「直木賞」に
貢献できれば、原田さんも、喜んで受賞出来るかも。