本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

ほしおさなえさんの、「紙」テーマ

僕の勝手な想像ですけど、ほしおさん
「活版印刷・三日月堂」を、書きはった頃から
サスペンスから離れて、「紙」をテーマに、書くと
決意しはった云うのか、覚醒しはった云うのか
そういうのが、作家さんの中に芽生えはった、思うねん。

言葉の園のお菓子番 7

この作品、これで7作目 相変わらず、読者の僕には、「連句」たるものの
ルールが、理解できず、読みながらも四苦八苦。
何? 「表八句」とか、「裏」とか?「体言止め」に「て止め」
様々、専門用語、僕としては、一々でも
解説文を添付して欲しいくらいやねん。
しかしながら、この話は、いわゆる連句と云うサークルに集まって
何かをしよう、楽しもう、言う仲間の出来事なんで、
それはそれは、色々あるやんね。
自分たちのやってる事が、「良い」と思えば、
世間にも知って欲しいとか、発表する場が欲しいとか、
もっと、色んな人に参加して欲しいとか、それと、その中に
所属してる事の、自分への問いかけみたいな事も。
それぞれに、思いや、取り組み方みたいな話が出来るやん。
話題には尽きん思うねん。今回も、そんな盛り沢山な話が
1話の中に納まってる感じです。

今日は、その中の「連句」に、乗っかってみます。

「さかさまにボトル掲げて夏を飲む」
これが、「発句」最初の句、季節が入って、その日起きた事
見た事を読む、挨拶の句 五七五で長句と、云うねんて

これに、続く、「脇」と呼ばれる、発句に繋がる関連する
季節や、場所、物事に続く七七を読むんです。
それは、「体言止め」区切りのある言葉で終える決まりが有って
発句から離れない事、だから「付く」と、言やて。
ちょっと、自分が、考えた「脇」を、入れてみよかと・・・
「胃薬探す、通勤カバン」

これ使えるのか、どうか分かりません?
本文の句は、
「屋上に出す、ビーチパラソル」

でした。
僕が、思った句とは、全然違うやんね。
これが、連句をやってる、メンバーに寄って出来上がる句が
違って、最終的に出来上がった、連句の出来栄えは
全く違うものに成るって、ほしおさんが、書いてはる
言葉の遊びやけど、そこに面白さを感じて、サークルを
やってる人達が居てるんや、思うと。
なんや、自分の町内でやってる、俳句の会、見たいなんも
入ってみたら案外面白いのかも?
なんて、思ったりするんよね~。
「歳取ったんかな?」 若い頃なら、こんな何が面白いねん
云うーてたやろな?
「清少納言」の「枕草子」なんて、読み返したりせんよね
教科書か! 云う感じやったやろ、思うよ。

皆さんは、どないです。
歳、相応に成ってます? 考え方が、歳よりって、言われません?

 

今日は、名古屋な作品です。

今、この時も、舞台を名古屋にして物語を書いてくれる
作家さんは、おそらく太田忠司さん、お一人だけ思います。
僕は、同県民では有っても、名古屋人では無いのです。
それでも、地元の名古屋は、誇りだでよ。

そんな名古屋、しかも駅西を舞台に、ローカルな題材を
物語にしたこの作品、今日紹介するのも、6作目やぎゃ~

名古屋駅西 喫茶ユトリロ 龍くんは白鳥の歌なんか歌わない

6作目ともなると、太田さんも近年の話題に触れずには、物語も
成立せーへん思やーたんやろね。
皆さんの中にも、ご存じの方は、おりゃーす思うけど、
名古屋駅は、今現在、JR東海による、「リニア中央新幹線」
名古屋駅地下工事の真っ最中だで
ま~そこら中、工事の衝立に覆われてる。
もうおそらく、地下を掘る工事は終わってるやろ思う
若しかしたら、進捗状況によっては、工事の衝立くらいは
掃われるのかも知れへんです

せやけど、その後名古屋市による
再開発事業が始まって、駅周辺は、まだまだ、工事車両と
重機と、工事現場の音が、響き渡る日が続くだろうね。
それが、これまでの名古屋の街とは、違って
新しく変わって行くんやろ。東側なんて、今や、東京駅周辺と
変らへんもん。

今作はね、そんな自分たちの街をどう守って行くのか
変って行く姿を、どう受け止めて、受け入れて行くのか
そんな話を書いてるんよ。

今年ね、反対側の名鉄・近鉄の側の再開発事業が、行き詰って
再開発計画が白紙に成ってしまって、
おなじみのデパートは、廃業して閉まったまま、
ビルは、解体もされず、そのまま廃墟、どうするよ!
ってな、最悪のシナリオに成ってます。名鉄は、需要の拡大で
名古屋駅そのもののキャパが足りて無くて、今、やらんかったら
鉄道の今後も危ういのに??

そんな状況やから、尚の事、どの事業も失敗は許されへん
住む人の心も、そんな感じやろな~と、読んでみて
太田さんの気持ちが、分かる気がする話やったわ。

 

えーと一部、名古屋弁(尾張弁)を挟んでみましたが、
どうも?しっくりこない、自分の言葉が怪しい?
エセ関西弁が、染み付いてしもてる、この事の方が
怖い。

何故に今更、古典? と言われそうな作品

NHK、Eテレのテレビ番組 「100分で名著」

見たから、ちょっと本屋で現物見たら気に成って
買いました。 で、選んだ作品は、たまたまコレにしただけです。

枕草子 清少納言

ちょっと前に、総合テレビの「大河ドラマ」 「光る君へ」
見てたからね、この100分で名著を見てたら
「清少納言」(ファーストサマーウィカさん)が、チラついてん
でね、ま~見てみよくらいの気持ちで買いました。これ。

もう、何度も再版されてるようで、これは昨年出された第7版です
これね、僕、現代語訳の枕草子を読めるもんと
思ってたんやけど、なんか、番組そのまんまやねん。
様は、解説本やってん。
枕草子の、随筆そのものの解説でも無くて、清少納言云う人の
解説みたいなもんやねん。
「どないして、この作品が生まれた」とか
「春はあけぼの・・」と続く、最初の段は、どう斬新なのか?
とかね。

山口さんが、思う清少納言の姿を、語ってはるんよ
もちろん、枕草子の本題も書いては有るけど、バラバラやし
タイトル分けみたいな事してるし、ちょっと、僕的には
残念やった。 正直 「山口さん、あなたの話は、要らん!」
思ってん。

せやから、今になってちょっと思った事を、書いてみます。

大河は、皆さん 見はったやろか?中のシーン、覚えてはるかな?
高畑さん(定子さん)が、ウィカさん(少納言)に
「少納言、ここに紙が有るのじゃが、そなたなら何を書く?」
と、仰せられて、それに、ウィカさんが答えるんですよ
「そうですね~、「枕」じゃないでしょうか。」と
理由はね、定子様は、父上の道隆さまを亡くされて
落ち込んでるのに、内裏では、叔父の道長が勢力を
強めて、政権を取りを始めたきな臭さを感じ始めて
しかも、一条天皇に、自分の娘を、内裏に入れよう
云う、話まで聞こえてきた頃なんで・・
古典、漢文に有る、話から、権力争いを題して
「枕」と、答えた。いわゆる「世相」を書きましょ と。
このシーンが、僕は、すごく気に入ってるんです。

この100分で名著のこの本も、正に、このシーンを思う
場面が、出てくるんです。 そこだけ、。評価します。

本としては。僕には刺さらへん本やけど、
名著を知るには、良いのかも?