本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

ショート・ショートな作品

「結末まで5分前」やっけかね?最近で、ショート作品集の作品って
ちょっと前は、井上ひさしさんとか、星新一さんとか・・

短いドラマで、綴る作品で、感動させられるものって言うとね。

せやけど、これは新しいで。

発注いただきました

初めて読む、朝井リョウさんの作品ですが
これ、企業のCMを、ショートドラマ形式で・・って
依頼されて、その脚本を集めた感じの作品やねん。

しかも、その物語の発注条件なる前置きまで在って、
それに対して、出来上がりの本人の批評も載せてて
何じゃこりゃ? の作品やねん。


物語ってのは、何も、長い話が感動を呼ぶわけや無い
言うのは、他の作家さんの作品でも、いくつか有るけど
ともするとストレート過ぎてね

それこそ、無くなる人の病床での、数分間みたいなね
確かに、それも、物語やけど・・
それよりは、普段の行動を切り取った場面を描く方が
良い感じすんのよね。

「今朝は、家を出るのが、5分遅れたせいで
何時も寄る、コンビニのサラダが、売り切れてた」とかね
そんなんで、話が繋がるねんな、思うんよ

この作品は、CMの脚本か?と、思って見ると
正に、普段の行動物語でも、面白い事がある
言う、作品。ちゃんと、そうだよな~
思わせる作品も、後半あるねんで。
そっちは、まじめな小説。

作家さん、ご本人は、第2弾は、有るのか?
言う匂わせをされてるけど、これやったら
なんぼでも、作れるやろね。
でも、ちょっと衝撃を受けた。これでも、話に成るんや
これ読んだら、自分でも、書けるかな?
思える。(#^.^#)