本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

今、自分には、一番突き刺さる作品

日本の大問題、「少子化」に、自分も悪い意味で貢献してしまってて
今や「中年独身・男子・女子」は、未婚率の中心的存在らしい。
別に、意図してやってる訳では無いねんけど
気づいたら、独り者やった云うだけやねんけど
そんな自分も、この物語は、ドンピシャの存在やと、
「タイトル」が、示してたんで、買いました。

俺はこのまま

南 綾子さんを、ここに紹介するんも、お初なんやけど
この手の作品を紹介するんもお初や、思います。
まずもって、これ(この作品) 自己啓発本とか
新書の類では有りません。
ちゃんとした、小説で物語に成ってますんで
長いタイトルの、難しい話では無いんです。
むしろ、まんまやね。
中年に成って、独身で居てると、ま~世間的には
零れ落ち存在なんやろ思います。世間で云う冷たい目に
曝されてるわけです。僕もです。
だからって、今更(62歳ですけど)異性と恋愛とか
ましてや結婚を考えた付き合いなど積極的に
出来るはずも無く、元気も無いし、根気も無いんです。
もとい! 有っても、この先、何歳まで生きられるのか
正直、それ程長くも無いので、配偶者とどれだけ居てられる
若しくは、残して逝く羽目に成ったら・・思うと
自制が働くねん。深入りしたらアカン!と、警告が
自分の中で働く。
そいう云うもんやねん。
その現実と、不安なこの先を、物語にしてくれてはるんです。

あれこれ、云う事もない、まんまな作品なんで
僕と同世代の皆さんに、まもなく中年世代の皆さん「必見!」です。
平積み探して見て下さい。