本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

これまでには紹介してへん分野です。

ハードボイルド・ミステリー、血なまぐさいエグい作品やから
ほとんど手に取らへん作品です
黒岩さんとか、京極さんとか、僕、ここに紹介したこと無い
でっしゃろ。 全然読まへん分けや無いんですけどね
好きな人が特定されるやないですか・・
そう云うのんは、誰か他の人が、しはるから、おまかせ
してるんです。

レモンと殺人鬼

そやったらなんで、この作品は? って、突っ込みたいですやろ。
これ、僕が本を買うお店で、「文庫人気作品 トップ」
やったんです。
見たら、帯に「ミステリー大賞」受賞作品って、書いてるやん
おもろいんかな? 本屋で見たらそりゃ手に取りますやろ。
読んでみたら、帯の通り、二転三転四転五転な、作品やったんで
アップしてみました。
それでも、この手の作品は、ええ思う人は特定されるかも?
ですけどね。

 

人って、何時普通の生活が壊されるか分からへんや無いですか
今のご時世、犯罪も多なったし、交通事故は件数こそ減ってるけど
ひどい運転手による事故は殺人に匹敵するやないですか。
そうするとね、残った遺族の事まで、ネットで広がってしまったり
するやないですか、そうやなくても、報道と拡散で
遺族の生活は、崩壊ですやん。

その後、どうなっていくのやろ? 
自分や無くて良かった云うだけで
ほんまにええのやろか?そのご遺族の事、知ってる人やったら
あなたならどないします?
何とか、手助けしてあげられたら、思うけど
でも、ご遺族は、その後の気持ち云うーたら、どうなんやろ
「もう、放っておいて」言う気持ちで居てはるのか?
「誰か、助けて!」なのか?
身近にいてて聞いてる人しか分からへんのが、実際なんやろ
そんな遺族が、「復習」に、走ったら、どないなるか?
若しくは、「加害者」側の人が、まだ、被害者の人に遺恨を
持ってたとしたら?? 有りえへん思うかもやけど
そんな人達が実際行動を起こしたら、どないなるのか?
云う話が、この物語に成ってます。

ハードボイルドらしい、スリリングな作品でした。
流血を想像するだけで、嫌気がさす人には、お勧めできません
僕も、正直いい気分では居られへんでした。
少なくとも、未成年の子供には読ませられへんです。
大人としてです。
こう云うのが1位になる時代か~ 穏やかでは無いな~
戦争の時代なんかも?