本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

これも、完結なんやろか?

既に、3巻出版されて、今作は、4巻目。

せやけど、読み終わった今、終わりなんかな~思う。

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夢を叶えたるゾウ 4

これまでとは、明らかに違う物語。

今作は、めっちゃ宗教的視点 まーもともと、ヒンドゥー教の神

ガネーシャの、お話やからね。

タイトルの「夢を叶える」言う事で、これまで3巻の物語は、

切実な人の願いに寄り添って、実現させた物語やけど、

今作は、ちゃうねん 人の「生と死」特に、「死に別れる」

云う問題に向き合った話やねん。

夢って叶える為に或るって、僕は、思うねん。

せやけど、叶えられへん夢、云うか、絶対に出来へん事がある

それは、「人が死ぬ」言う事を阻止する事

何時かその時が来る事を、止められへん事

そんな話が、書いてあるよ。

 

僕は、仏教の檀信徒やから、仏様(お釈迦様)を、

信仰してるけど

仏は、「この世は、無」「形あるものも 無」「諸行無常」と

云うってはる、その意味も、この物語の中に書いてるわ。

改めて、こう云う書籍で、その本質を読み聞かされると

人間として、生まれ生きてる意味を重く受け止める。

そんな作品です。

 

これは、今、文庫でも、三巻出版されてて、

本屋の平積みに成ってます。

紹介した4巻目は、ソフトカバーの新作で、いづれこの作も

文庫化されるんちゃうやろか?

せやけど、なんか、これで終わりの気がしてね~。

最後の作が、これやったら、納得出来るからええけどね。

 

近年、お葬式とか、弔いに疑問を持ってる人が増えたのか

親の弔いをせーへん、遺族が居てるけど、この本読んで

良ーく考えてみて欲しい。

ほんまにそれで、後悔せんか? 云うこっちゃ。