もう、本屋の平積みをご覧になって、
読んでる人も居てるやもしれへんね。
これ、ソフトカバー作品なんで、東野作品にしては、
滅多な事やねんけど。
長編やから、ハードカバーにしたら、宮部さんのや無いけど・・
勝るとも劣らん重たい本になってたやろな~なんて。。。
せやから、ソフトが正解。
作品の内容も、東野作品では、新境地と言えるかな~。
サスペンスでも、アドベンチャーでも無い。
強いて言えば、ヒューマンで、感動作品。
僕は、独り者やから、この先自分の生きた証を残せる、
子孫云うたら大げさやけど、子供に何かを託す云う事が出来やん。
この作品は、残せる人が居てる人と、託された人が、
親や、先祖が残した記憶を、
受け継ぐ云う事を問題提起した作品やねん。
そんなん「遺言」で、残したらええやん。って、思うやろ。
そんなんでも、ええねんけど、紙に書いても、心は伝わらん
云うのを、書いてんねん。
その心は、どないしたら受け取れんねん、云う方法が
ちょっとミステリアス。
この作品、エンディングが、綺麗。好きやな。
自分で小説書けるなら、こんな綺麗に終わりを綴りたい
云う感じした。
今、このブログ読んでくれはった、あなたに、
お彼岸も終わりましたけど、ご先祖に感謝を
今、生きてられるのは
ご先祖様が、ちゃんと2組、居てはったからやで。
それから、今、生きてはるご両親は、大切に、家系ってのは、
長い歴史を引き継がれてる、大切な物で、それは先祖から
ご両親、そしてあなたに引き継がれてるんやで、
そして、子供達に同じように、繋いで行くねん。
当たり前な事やけど、これ以上の事は無いです。
僕は、途切れさせてしまう、不幸者です。
ほんまに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。