本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

本には、人の心を感じる力が有る

「始まりの木」を、以前に紹介してるけど、
今回は、文庫作品で、夏川さんの新作です。

ファンタジーやけど、本に触れるって、こういう事。

って話です。

 

僕は、一度読んだ本を、読み返す事ってのが、ほぼ無いので
子供の頃読んだ、古い作品や、児童図書と言われる本
はたまた、有名作家さんの、芥川賞や、直木賞作品なんかも
読んだ本は、覚えてはいるけど、
直ぐには、どんな内容やった?って、聞かれると怪しい。
そりゃ、今年読んだのんとかは、判るで、
未だ、記憶力がそこまで、落ちてへんから。
それこそ、太宰でも芥川でも、それほど印象には
残ってへんから。
なんや、その程度の本好きか!、言われたら
反論の余地もないです。

ほな、何が、自分の中に残ってんのか? 言うたら
その本を読んだ頃の自分の姿や、感情。
何を感じ取ってたか。言う事かも知れへんな~。

はだしのゲン」って、子供の頃読んでるけど
この頃、何を思って、この本読んだか?
言うたら、確実に、広島に行ったからやねん。
大人になってからも、広島は、仕事でマツダに行ったりしてる
その度に、「はだしのケン」を思い出すし。
本の印象を辿る様に、広島の街を見てる自分が居てた。

本が、自分では無い人たちの心を感じるさせてくれる
過去の名前も分からへん人の当時の心の中を
知ることが出来る。
そしたら、今の自分は何をしたらええのか、
こうしてる事は、正しのか、間違いなのかも、
諭してくれる

そう言う力が、有るのでは?と、この物語には、
書いてある。

 

最近は、安直なんかな?アマゾンで、クリックすれば
本が届くし、本屋でも、大きな所は
ポップを書いてくれてるから、どんな話かも
どのくらいのお薦め度かも、判るから
選ぶ言うほどの選択もしてへんのかも?
ましてや、古本屋さんに行って、古書を買うなんて
皆無に成ってるから・・
古い作家さんの、想いなんて、忘れてしもてるかも?

一度立ち返って、古書の分厚い本も手に取って
読まなあかんかもね。

皆さんも、まずは、この本を、本屋の平積みで
その後は、古本屋さんやな。