新しい物語の中に、入れ込むと、少し違った見方が出来て
改めて、読んでみようと、思えるやんね。
今日は、そんな1作品。
三上さんの「ビブリア古書堂の事件帖」を、読んだ事ある人は
この作品、ちょっと似てるな~、思うかもしれへんね。
店の場所も、北鎌倉と、神田神保町との違いはあるか?
神田神保町は、何時から、🍛カレー屋ばっか、増えたんかね?
古書店の、かび臭い匂いが、通りまで匂ってたのに・・
今は、香辛料の匂いがしてるんやろか?
九段から神田までの通りを、関東に出張に行くと、帰りに寄って
歩いたな~。
今日のこの物語は、漱石。カレー屋の店名も「ソウセキ」そんな店の
オーナーと、この店舗の大家(ビル・オーナー)の話やけど
漱石の「三四郎」を題材に、物語が展開されて
古い本に隠された謎を、解いたら、えら事になっるわ~、言う話。
古書やからな、元の持ち主が、書き込みしたり
栞に、大事なもん挟んだまま忘れてたりするやろ
それが、なんや? これ、どう言う意図があったんやろ?思たり
この栞、何? 思たりするやん。
図書館で、借りた本では、そう言う体験は出来やんけど。
古書に限っては、一度は、誰かの手に収まってるんで
そう言う事が、まま有るやん。
それが、謎やし、物語に成るねんな。
柳瀬さんも、目の付け所がええよ。第二の三上延さんに成るかも?
第二作、三作と続いて欲しい作品やわ。