本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

4巻目で、完結でした。

千葉県南房総で、暮らす青年の生き方を見つける物語

最終回です。

海が見える家 旅立ち

コロナが要因で、都市の在り方や価値観ってのは、地方や田舎
暮らしに価値が高まっているのかも知れへん今時。
せやけど、これは、糧、仕事が有っての話。
もちろん、それは、何であってもええのやで
流行りのリモートで出来る職業でも、地方に根付いた商売でも
それこそ農業や、一次産業であっても・・
何が良くて、これはあかん言うもんは無い。
有ればね。
無かったら、自給自足で生きられるなんて、大間違いやで
破綻するのが目に見えてる。
田舎やから、成立するみたいに思ってるけど、
何処に居ても、何処に住んでも、糧が必要なんは一緒やねん
それが、分からへん人が多いねん。
ただ、田舎の良さは、街の中には無い。土の匂いや、森の匂いは
実際に触って、嗅がないと得られへん。
その上で、その土地を選び、終の棲家にする。
そんな青年の物語が、ほんまに新鮮に感じる。

キャンプじゃ、見つからんで、住んでみやんと。
海でも山でも平地でも、川沿いでも、何処で有ろうと
別荘に、時々行くんとはちゃうで。
そこで育てた、土地のものは、その場で食す。
その川で捕った魚は、その海で捕った獲物は、その土地で食す
ほんまの地産地消や。
そんな生活を望む生き方を、選んだ若者が
この物語の主役。最後は、その未来が見えるエンディング
やったで。

僕は、今住んでる一宮市から移る気持ちは、今の所無い。
えやけど、今後歳が増して、動けへん様に成れば
それこそ終活やないけど、今の住まいを畳んで
何処か、のどかな老人ホームに、御厄介に成るかもしれへん
最後は、自分の家の畳の上で、逝きたいって
昔の人なら、言うったやろけど、其処まで執着はない
ただ、独り身の自分やから、最後、みっともない事には
した無い。それだけは、動けるうちに、決めときたいな。
まだ、せんけどね。(#^.^#)