本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

田舎に住むのと、街中に住むの、どっちがええの?

この作品も、3作目。

千葉の南房総に親の家を引き継いで住む事にした

青年の話。

f:id:jon_tomatsu:20210925193818j:plain

海が見える家 逆風

夏は、海が有るから賑わう別荘地なんて、言うと聞こえはええけど。

住んでる人が、居てるわけや無い。ただのお客さんなんで

過疎に違いない。

同じ様に、南アルプスの有名避暑地も同じで、ま~おしゃれな
ログハウスが点在してたり、白樺の木が家を覆って

日差しが柔らかくて、過ごしええやろ、思うけど。

結局、別荘に人が住んでる訳でもないので

夏が終われば、居てへん人や。

そんな田舎に住んで、生きて行かれるか?言う話よ。

ならば、街に住んでる方が、常に賑わいが有るし

夜遅くたって、コンビニ有るし生活が大分楽やのに。

アウト・ドアー派の人なら、田舎暮らしは、人間らしい、言うやろ

せやけど、イン・ドアー派の人なら、コンビニが隣にある家の方が

住み心地ええ思うよ。僕も。

だけど、何処に居てても、生活の糧が無いと、行き詰まるやろ

田舎なら、物々交換でも、ええのかも知れへん。

だけど、自分が生み出す何かが無いと、交換するものが無い

街中なら、「働かざる者、食うべからず」が、露骨なだけ。

人は、生きる為、糧が必要。それをどこに求めるのか?

生きていく事は、大変やね。だから、面白いんやけど。

 

ただね、これだけは

「何時までも、有ると思うな、親と金」

この物語のエンディングは、正にこれ。