こちらは、原田ひ香さんの、作品。
たまたま、買ったら、こうなった言うだけの
「終の住処」のお話です。
家ってのが、家族にとって、どのくらい重要度が有るか？
言うのは、人それぞれで、
住み変わる事を前提に生きてる人も居てるし
一生涯、ここに住むと決めてる人も居てる。
もしくは、出るに出られへんから仕方なし、云う人も。
あー若しかしたら、ほんまはもっと長く此処に、と、思っても
仕事や、事情により、出やなあかん家も有るかもね。
しかしながら、若しも、住んでる家が、有名な建築家の
デザイナーズマンションとかで、ある意味、個性的な
建物やったとして、しかもそこは、少しばかり老朽化も
してて、欠陥住宅やったとしたら・・
自分は、そこに住めるか？もしくは、安いからと、
買ってしもた人は無き寝入りで、住むしかないんか？
はたまた、建て替える策が有るなら、住民を巻き込んで
全世帯の合意に基づいて、建て替えるべきか？
それとも、価値が有るから、修繕して住むのがベストな
策なのか？
そんな話が、この作品。
あのね、僕もデザイナーの端くれ、機械の設計なんでね。
それにしても、建築デザイナーってのは、いい加減言うか
適当、言うかね、こんな家に住めるか？言う、家を建てても
皆が賞賛するねんな？ 何処がええの？
思うけど、美観なんてのは、所詮人それぞれ、思てるから
その程度しか、感じやんって、建築家は言うねん。
「アホか！」と、僕は、思うけど。
ガウディーか、黒川さんか、安藤さんか、知らんけど
あなた住んだら？思うわ。
「終の住処」なんやったら、かっこええ言うだけの
マンションなんか、止めときや。高い金払って買うねんで。
何人住むか、誰が住むか、どう云う生活したいか？
それに見合う実用性が第一や、思うで。
偉そうに、云うってるけど、僕は、自分の家は自分で
設計したけどね。何も建築家に設計してもらわんでも
家は、作れるからね。
「終の住処」よう考えや～、云う話でした。
