本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

通勤の大変さ云うのは

自営業をしてると、分からへんのやけど、

今はもう、仕事終わり、終電にも乗られへん
なんて、残業は、在らへんかな?

僕は、勤め時代、そんな事は日常の様やってん。

事務所の照明や、戸締りをして帰ると、日付が変わる時間なんて事

ちょいちょい有って、翌日の朝は、普通に8時に出勤やから
家には、寝に帰るだけの日々が、若い頃の日常やってん。

終電の神様 殺し屋の夜

阿川さんのこのタイトル、4巻目の新作です。

作品は、4つの物語で、それぞれに、終電に乗れたんか、乗れへんかったんか?
に纏わる物語なんやけど、この終電の他に、もう一つ
繋がってるアイテムが、有んねん。
今回は、それが、「お地蔵さん」やねん。

何の為の地蔵菩薩かは、読んでみて。

 

子供の頃って、自分の生い立ち言うか、なんで、自分は今の
親に育てられてるか?言うの、親に問うーた事無い?

僕は、きっと有って。その答えは、母がね・・・
木曽川い掛かる橋の袂で、泣いてる子が居てたから拾った」
言うねん、それが、お前や。言うーて。

子供ながらに、いたずらが過ぎると、親に怒られて

必ず、こう言われててん。

なんや、自分は、この親の子供ちゃうんか?言う事が
疎外感やったんやろね。泣いてたから。
そやけど、事によっちゃ、ええ方に捕らえてもええのよね

「そうか、自分は、この親の子、ちゃうんや。」って

考えたら、大人に成ったら、自由やったやろ。

特に、虐待を受けたりしてる子は、そうやな。

所が、そんな親は、そう言う「拾った子」やんて、言わんのやろ。

自分こそ立派な親や! 言いたいやろからね。

 

捨てた親、拾われた子、それぞれに思う事が有って
人生も、その事に影響されてる、言う話が書いてある。

 

この作品のタイトルには、物騒なサブタイトルが付いてるけど
書いてる話は、いつもながら、考えさせられる。

ええ話やで。

皆さんは、通勤、帰りの電車に、終電なんてのは
止めましょね。そんな生活は、全然自慢にならんから。

1分1秒でも、早い電車に乗ってや。

その方が、断然、生活が豊かに成るって。
独り暮らししててもやで。