本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

思いのほか長編で、

世津路さんは、初めて紹介する作家さんで、
これが、処女作なのかな? もしかしたらハードカバーで

出されてるかも知れへんね。
しかしながら、この作品、結構長い物語やったわ~。

夢がうつつの雪魚堂

この話、和紙屋さんの話と、帯に有るから

ほしおさなえ」さんの物語を想像しながら、
読み始めてんけど・・これは、全然違う物語でした。

常世と、現世の間のあやかしの物語。

僕の紹介する作品集に、合致してるがな・・って
これ、本屋の平積みを、ジャケ買いしてんけどね・・
憑かれてんのかな? (笑)

 

現世は、不条理で、ほんまに悪い奴ってのは

何の御咎めも無く、大手を振って歩いてるし
豪勢な生活してる、最近話題の宗教団体もしかり。
どっかの政治団体の大本みたいな、宗教団体もしかり
お布施と称して、財産没収して、檀信徒ならずも
家族まで、どん底。なのに、宗祖は、平然と贅沢を満喫して

それが、会社でも、同じ様な事がある。

平気で、自分の不正を他人に擦り付けて、平然と

自分は、役職を謳歌して。

そんな不条理でも、貶められた人は、自分の

不甲斐なさや、自分が悪いと、その事に

押しつぶされたりする。結果、常世を彷徨う分身を

置くようになる。いわば、多重人格的存在を

あの世に行かせて、逃避するんやろね。

そんな人を、現世に戻すべく常世の世界で
救ってあげよう、言う話。

 

お化けって、ほんまに居てる思ったら

その存在は、見える方が、ええ?
そんな怖いから、見られへん方がええ?

僕は、見たこと無いし、そんなもん居てへん思うから

見えても見えへんでも、信じやん。

だけど、救ってあげたい言う気持ちは分かる

仏教の檀信徒に成ったからなのかも知らんけど

仏教が、その助けに成ると、信じてる。

だけど、僕の宗教は、お布施は、「浄財」
大乗仏教ですからね。自分に出来へんお寺様の行に
感謝する気持ちを、お代にしてるだけ。

仏さまは、我々を誰でも、救って下さるので。

普通のお寺さんと、阿弥陀様、観音様、菩薩様に関心を

持って欲しいね~。

 

この物語は、きっと、不条理な世の中に
自分が染まらへん様に導いてくれる思うわ。