本屋さんの新刊コーナーで、見つけた一冊やったけど。
楽しく読めたらええな~くらいやったのに、
見事に期待を裏切ってくれた、逆の意味で。
最後の方、もう、涙が止まらへんやった。
「ほんま、良かったなーコタロー」って、泣いて言うってた。
誰も客の来ない1軒の西洋料理店の話やねんけど・・
オーナーから引き継ぐ料理人が、人間みたいな、
レッサーパンダ言うちょっと変わった店で
たまに迷子で来る客の閉じた心を開けてくれる物語。
料理も、実際に作ってるみたいに美味しそうに
表現されてるし、小熊もキャラも可愛らしい。
でも、物語の本質は、人と、小熊の愛の話やね。
我が家にも猫が、居てるけど・・
若しも、自分が、彼女をこれ以上育てて
行ってやれへん様になったら・・・
どないして、その最後を伝えたらええのやろ?
誰かに託すことに成るんやろけど、その時の別れは
どうしたら・・
彼女は、今、僕の心を少しは判る様になってる思うし
言葉も理解してる雰囲気もある、せやから
ちゃんと、言葉と態度で、愛情を注いでやらへんと。
改めて、そう思た。
あーそれと、生き物飼う言う事は、
自分が絶対先に死んだらあかん、それが一番の大きな責任や
思た。その為なら、どんな延命も受け入れる。
どうか、本屋さんで、新作コーナー探して見て下さい。