本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

ショートストーリーの境地かも?

物語の、行きつく先は、140字なんかも?

もっと短い「俳句」は、物語云わずに、「唄」言いますやろ
せやから、短い物語に成ると 今までなら
誰かの作品に「ショート・ショート」なんてのも
在りましたかね? 若しくは「5分後のなんたら・・」
初めて紹介する 神田澪さんのこの作品
ツイッターの文字数で、物語を考えた作品集です。

最後は会ってさよならをしよう

短い物語云うから、どないな作品やろ? 思って読みましたけど
作品の多くは恋話ですわ。
作りやすいんでっしゃろね。
タイトルに成ってる作品も、中ほどに在りますけど
好きで付き合っても、上手く行かへん二人云うのは
こんなもんですかね?
せめて、最後くらい「またね、」言うーて別れよ、言う話。
恋の話、言うーても、物語に成るんは、ポジティブな話は
面白なくて、別れて成立せん恋の話の方が
話に成りやすいし、絵に成りやすいかね?
決別の方が、他人から見たら、面白いやろね。
上手く行ってる話は、腹立つばっかで、嫉妬やな。

 

この作品終盤に書かれた、短いけど長い物語に
中学生の美術部員の話が有るけど、それが一番良かった
切ない話やけど。
若い云うのは、この子らの気持ちそのものやな~思うねん
「嫌われるのが、怖いから」告白出来へん。
好き、云うのも直接相手に伝えられたら
だれも、恋で悩むなんて事は無いねんけど
どないしたらと、方法は模索するやんね。
年取って好きな人出来ても、同じかもしれへんけど。
それが、爺さんは多少ずーずーしい成るねん。
若い子は、やっぱり、傷つきたく無いねんな。そんなんが
良~わかる話やった。

僕ら、この年齢になると、「最後は会って、さよならを」
なんて話は、永遠の別れ云うかね。
お見送りみたいな事に成るから、あんまり「さよなら」
云いたないね。
出来れば「また明日」言うーて、挨拶かわしたいね。

皆さんは、どないです?