本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

人生はゲームの様なものかもしれへん?

残念ながら、僕は、パソコンでも、ゲーム機でも
はたまたスマホでも、ゲームを遊んだ事が無い。
せやから、面白さ云うものが分からへん。
作家さんには、ゲーム好きな方も多くて、お慕い申す
宮部さんも、RPGがお好きやとか。
今作は、初めて、ご紹介する加納朋子さんの
作品です。

二百十番館にようこそ

何がきっかけで、自分のこれ迄の人生からの転機が
訪れるかってのは、分からへん云う話のこの作品。
自分に、子供が居てへんので、これまた分からへんのやけど
もしもやで、ええ歳しても、働きもせず、家の自分の部屋に
引き籠って日がな一日、ゲームに明け暮れる
息子が居てたら、親の身~やったら、どないするやろな?
僕やったら、ニュースに成る様な事してしまうかも?
自分が、そんな人生歩いてへんから、何故にそうなる?
思うやろからね。

この物語の親は、島に子供を流して、親の縁を切った
云うところから、話が始まるんねん。
そっから、息子はどないしていく。云うのがこの物語
なんやけどね。
ここまでの展開でも、ゲーム見たいやね~思えるやろ。

しかしながら、生きるためには、金が要る
どないしたら稼げる? 云うのは、ゲームでも、稼ぐには
何かしら、作業すんのやろ、若しくは「敵を倒す」なんか?
それに代わるものを、現実の世界ではやらなあかんのよ。
そりゃね、何もせんでも、ちーとくらいは
お恵みみたいなものは、誰か、ご近所さんか親切な
他人でも、与えてくれるやろけど、
それだけでは、生きて行かれへんわな
わらしべ長者的な運のある人も万が一に居てるかも?やけど)
その親切が、若しかしたら転機かもしれへん。
受けた親切に答えよう、何かしら出来る事で、お返ししよう
そう思えたら、若しかしたら、その後の人生は一変するやもしれへん
これぞ、ゲーム的やん。

この頃は、それを間違った転機にしてる輩が居てる
「闇バイト」って、やつやな。
他人の親切に答えようや無くて、他人の人生を奪って
自分のものに変えよう云う輩。
残念な人達で、この人達には一生転機は、訪れんわな
違う意味での転機は、過ごす場所が檻の中に代わる云う
事は在るやろけど。

 

まだ、自分には、人生が始まってへん思う人
これを読んだら、転機に成るかもよ。 是非。

この作品、続編あるかも? そのための押しが
必要。みんなで買って、2版の増刷を。(^_-)-☆