本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

約1年ぶりの続編です。

上田さんの見る、銀座の景色は、こんなやろ。

僕の見る銀座は、新橋駅からまっすぐ走る道路沿い
でも、和光とか、三越、それにパン屋の木村屋、ド定番の
景色も、馴染みが有るんよね~

そんな銀座のど真ん中が舞台の物語、2作目

銀座 四宝堂文房具店 2

帯に、涙が止まらへんって、書いてるけど
「ハンカチ」は、要らへん思います。
せやけど、それくらいええ話が書いてあるいう事です。
今はね、文房具を買おうか? 思たら、「LOFT」とか、
「ハンズ」とか、若しくはホームセンターとか、
買える店は、いっぱい有りまっしゃろ、
あえて、文房具屋に行かへんでも、シャーペンとかノート
買うだけやったら、行きしまへんやんか。
それが、銀座のお店や、と、成ったらどないです。
ちょっとええ気分で買える思いまへん?
有名なお店、現実にも有りますけどね。なんチュー名前やっけ?
ようテレビに出てますやん。
でも、この物語の店はちゃいます。なんせ店主一人で
切り盛りしてはりますからな。立地はええけど、経営は苦しい
思うけどね。
そんなんどうでもよろしい。

物語は、この店に来るお客さんと、思い出の文房具に
関わる物語を、店主と共有してるちゅー話ですねん。
昔はね、それこそ、鉛筆で字書いてたから
鉛筆削る道具も様々有ったし、それこそ、ナイフで削る云う
事もしてた。
ノートも昔は、糸で閉じてあったから、ページが無くなったら
糸をほどいて、紙足して、また閉じ直すいう事もやってた
今みたいに、キャンパスとはちゃうねん、あれも、古いけどね。
もっと、色んなもんを大事に使ってた、云うこっちゃ。
今思えば懐かしい。
そんな話がね、お客さんの個別の思い出とダブって
ええ話に、仕上がってる。

 

物語の中にも有るけど、どうでもええ話やで。
今って、色鉛筆の色に「肌色」云うのは
無くなったんやってね。知らなんだ。
「うすだいだい」若しくは「パールオレンジ」言うねんて。
そもそも、「だいだい色」って、何? 
云うレベルの僕やけど。
肌色やと、差別につながるいう事らしい。
そう思うと、昔、子供のころは、平気で他の子を
けなすような言葉を吐いてたな~、今なら一発退場やけど
残酷な話やけど、これが現実やった、大人も子供も
社会的弱者とか、貧困とか、戦後日本なんて、
国がその位置やったけど、先進国に成れば
そんな事は、許されへん云うのは当たり前やしね。

 

さて、この作品、お客さんの設定考えるだけで
ネタは尽きん様に思うから、次回作も期待できそうや
1年後かもやけど。