本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

コロナが齎したもの

読み切るのに1週間も掛かってしまって、日曜にアップの予定が

今日まで、ずれ込んでしもて・・・

今日は、辻村深月さんの新作です。

この夏の星を見る

最近は、どなたの作品も新作で書かれる物語には
「コロナ・パンデミック」の事を少なからず書き込まれた作品が
大半やけど、これは、もろ渦中にあった学生たちの話です。
ニュースでも、多く話題に上がってた、学生達の年中行事
が全て中止に成って、授業すらままならずリモートなる
授業形態に成るに至って。
学校の存在意義とは何か? と、傍から見てても感じてた
自分が学校で出来てた事云うのは、絶対では無かった
誰もが同じ体験をできる場所では無かったと

憲法」で、教育はすべての国民にと、詠った約束は
果たされへん事も有るんやと。
そんな中でも、学生達は、自分達で学校の存在意義を
見出していく、ちゃんと、学んで将来に繋げて行く姿は
なんと、誇らしい事なんやろか。
これは、辻村さんが描いた物語やけど
現実を見てるんちゃうやろか? 思える話に感じた。
これこそが辻村マジックなのかも?

文明の利器で、今やリモート(ビデオ会議)なるツールが
パソコンや、スマホさえあれば世界中何処に居てても
顔を見て話す事が出来るやん。
使わへんなんて、勿体ない。便利なもんは使い熟さへんとな。
人生損するで。

なんや操作が分からんとか、年寄りには向かんとか
言うーてる場合やないで、小学生の子供でも
使い倒してんのやから、人生経験者が初めから
やる気のないのは、老いてる事と関係ない。ナマカワや。

まだまだ、今後さらに文明は進んで、便利さが増すやろ
興味は、捨てたらあかん、どん欲に。
さすれば、コロナ過でも、豊かな生き方出来まっせ。
この物語の学生たちの様に。

 

天気の良い日の夜、夜空を眺めて見て下さい。
さすれば、そこには離れて暮らす人と
同じ月、同じ星空が見られます。何も、リモートで無くても
見上げた空には、同じ心が通ったあなたの姿が有るんやで。
この所、長雨が続いて、被害の出てる地域も有る様です。
どうか皆さんご無事でと、お祈り致します。
そして、雨が上がった晴れの日には
夜空に「ありがとう」と、言うって見て下さい。
それは、生きてる証拠やで。