本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

ブラック企業と戦う勇気

若しもやで、自分が勤めた会社が、過酷な労働を強いて、

分かってても、そこから抜け出せへん様になったとしたら・・・

「選択は死か?」

普通は、なんで、会社を辞めへんの? とか

そんなん、御上に訴え出たらええやん。とか

他にも、逃げる方法は、有るやろ。 とか

前半は、そんな物語

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風は西から

後半は、そんな企業に勤めたばかりに、死んでしまった息子の

何故を、巡ってその企業と戦う親と、彼の恋人の物語。

 

僕はね、18歳で、就職してん。その頃は、バブル真っただ中?

世の中、仕事に溢れてて、会社も忙しくて、社員に休んでる時間も

無いくらいの世の中で、僕は働いて来ました。

若かったから、残業が、200時間なんてのも、別に何てこと無かった

先輩達は、キツかったやろけど。

そんなやからやね、今の、残業規制が60時間とか、言うのに

なんて楽な時代に成ったか? 思うねん。

まーせやけど、仕事が少なくなりゃ、自然に暇になるしね

今じゃ、残業どころか、通常の勤務の8時間分の仕事ですら

無い事やって、不思議無いやん。

まして、リモートや、なんて言い出すと。

家に居ててほんまに仕事が熟せる人材なんて、数名やろ。

遊んでしまって、時間だけ過ぎる社員の方が多いやろ。

それでも、ブラックな企業は、少なからず有って、

その事を、ええ事に社員を使い捨てしてる会社は、

きっとこの物語の様な会社なんやろな。

 

でもね、受け持ちの仕事に、頑張られへん様な、会社は

いづれダメになる。長続きはせん思うねん。

そりゃ、楽しい事ばっかや無いねん、仕事やから

でも、打ち込めるか、どうかは、楽しさでは無いからね。

そしたら、少々残業が多くても、サービス残業に成っても

社員は、仕事したいもんやねん。

それを、コントロールするんは、上司の役目やしね。

皆がやったら、疲れてまうだけでジリ貧やし。

雇用募集しても、それほど集まらへん時代やし。

 

今、ブラック企業に勤めてる、云う人が、

このブログを読んでくれてる人の中に、居てはるとは、思わんけど。

この物語を読んで、働くとは、仕事を頑張る言う事の

意味を、ちゃんと理解して、ダメな会社は、辞めるべきやで。

「死を選ぶ」なんて、選択肢は皆無や、思って欲しい。