本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

496ページは、長いわ~

序盤、中々読み進められへんやったのもあって、

1週間も掛かってしもた。

しかし、文庫とは言え、500ページ近い長編は、面白いわ。

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満月の泥枕

尾道さんの作品は、「向日葵の咲かない夏」以来で、

その後に、出されてるもんは、全然見てへんやったから

ある意味、忘れてた存在やったけど、この作品は、

サスペンス・アクション物語で。

謎解きも有り、スピード感のある、わくわくアクションシーンが

2か所に盛り込まれたり、息詰まる危ないシーンも。

読めば中々やけど、まずもって、本が重い。

その点だけで、時間が掛かってしもた。

(寝てる姿勢で読んでるからやけど)

 

はても、我が子を自分の不始末で、亡くしてしまったら、

喪失感だけが残って

自分を戒める生き方しか、出来やんのか? 

云うのが、この物語のテーマかな? 

人生を、謳歌したらあかんのか? とか、楽しい人生送ったら

亡くなった子供に、申し訳ないんかな~

そんなの亡くなった子は、望んでへんなんて

簡単には、言われへん。もしも、1分早く、気づいてたら

子供は、生きてたとかね、そう言うの有るやろ。

自分に大きな過失が有るもんね。

 

そんな話が、書いてるわ。

お盆のこの時期やからね、亡くなった御霊を、供養して

家族と、話して見て下さい。その為に、お盆休みは有るねんで。