前ブログまで、長編が続いてたから、今度の作は、短めで、思ってたのに・・
結局、本屋さんに行って、手に取ってしもたんは
これ。
本屋さんが、経営で、一番悩まされる事、言うと
「万引き」 特に、古本を扱うお店にしたら、死活問題で・・
仕入れで、買った古本の1割ほどが、店に出せる本で、ほとんどは
店で、処分する事になるか、状態の良い物は、転売となる。
なんで、売れない事より、盗まれてしまう事は、仕入れ金すら
失う事に成るねん。
これは、古書の収集家が集めた個人が、始めた図書館から
200冊もの希少本が、盗まれる云う事から、物語が始まって
大事なコレクションを、盗まれへん様に、蔵書に呪いを掛けて
防衛策を考えた店主のと、その呪いに、自分がのめり込んで行ってしまう
孫娘のお話しです。
本ってね、読んでると、自分が物語の中に入り込んでしまって
どんどん、先を見たくなる事が有るやん。
中に入り込む時の、役目は、人それぞれで、主人公だったり
脇役だったり、若しくは、完全に上から様子を見る
天やったり、様々あるけど。
そうなった時、その物語を、好きになるし、
読書の面白さを知るやん。
この物語は、正にそれを、難しいけど、上手く書いてある。
そこには、お婆さんが、孫娘に期待する願いが・・・
こんな事も、物語のネタに成るねんな~、思ったよ。
この作品、他には、ちょっと無いよ。希少。
エンディングは、良かったね と、言えるしね。
ただ、ハードカバーは重いな~本が。ヾ(≧▽≦)ノ