本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

短い小説のはずが、ハードカバー

前ブログまで、長編が続いてたから、今度の作は、短めで、思ってたのに・・

結局、本屋さんに行って、手に取ってしもたんは

これ。

f:id:jon_tomatsu:20201020192611j:plain

この本を盗む者は

本屋さんが、経営で、一番悩まされる事、言うと

「万引き」 特に、古本を扱うお店にしたら、死活問題で・・

仕入れで、買った古本の1割ほどが、店に出せる本で、ほとんどは

店で、処分する事になるか、状態の良い物は、転売となる。

なんで、売れない事より、盗まれてしまう事は、仕入れ金すら

失う事に成るねん。

これは、古書の収集家が集めた個人が、始めた図書館から

200冊もの希少本が、盗まれる云う事から、物語が始まって

大事なコレクションを、盗まれへん様に、蔵書に呪いを掛けて

防衛策を考えた店主のと、その呪いに、自分がのめり込んで行ってしまう

孫娘のお話しです。

 

本ってね、読んでると、自分が物語の中に入り込んでしまって

どんどん、先を見たくなる事が有るやん。

中に入り込む時の、役目は、人それぞれで、主人公だったり

脇役だったり、若しくは、完全に上から様子を見る

天やったり、様々あるけど。

そうなった時、その物語を、好きになるし、

読書の面白さを知るやん。

この物語は、正にそれを、難しいけど、上手く書いてある。

そこには、お婆さんが、孫娘に期待する願いが・・・

 

こんな事も、物語のネタに成るねんな~、思ったよ。

この作品、他には、ちょっと無いよ。希少。

エンディングは、良かったね と、言えるしね。

 

ただ、ハードカバーは重いな~本が。ヾ(≧▽≦)ノ