犬が、題材に成る物語言うったら、飼い主を慕って最後まで
云うのは、物語として、幾つも有るやん。
この作品は、原田マハさんが、同題のコミック作品を
小説に書き起こされた作品やねんて。
我が家にも、中学から、社会人になるまでの間かな
犬は、飼っててん、親父が足を怪我した犬を、交通整理の
仕事に行ってて、見つけたらしく、引き取りに来る
飼い主も現れず、仕方なく連れて帰った子が
我が家の家族になってんけど・・
子犬やから、直ぐに懐く言うかね、犬らしい感じやってん
そんな家族の犬が、やっぱり一番、年取るんが早くて
15年ほど生きたけど、老衰して亡くなるんよ。
家族は、寂しい思いに成る、特に母親は可愛がってたから
悲しそうにしてたわ。
この物語は、そんな子犬を、子供が見つけて
家に連れ帰った家族の話なんやけど・・
我が家の家族とは、大分違って、大分「セツナイ」話やねん
なんかね~、もう、こう言う話は、ダメやな~
涙が、止まらへんよ。
今、我が家は、僕と、猫君の2人暮らしなんで
彼女は、間違いなく僕より早く年取って
先に逝くやろ~事は、僕に万が一いう事が無ければ
そうなるやろ、せやから、僕は、一体どうなるやろ
彼女の死を受け止められるやろか?
両親の時の様に、ふるまえるやろか???
今度こそ、独りぼっちに成る言う事を、受け止められるやろか
この作品で、泣いてる自分には、自信が無い。
せやけど、そんな事で悲しんでたら
我が家の猫君は、勘づくやろな、何も犬だけや無いよ
猫やって、敏感やねん。出かけるとちゃんと、
窓際に出て、待ってるから。寂しいと思う心が、通ってる
親バカなんやろけど・・
若しも、それが逆やった時、
僕は、猫君に何をしてあげられるんやろ?
彼女を、路頭に迷わさん様にしてから、逝きたいな~
そんな事も考えてしまう。
マハさんのこの作品、1日で読めます。
是非、本屋さんの平積み探してみて下さい。
動物を含めて、今の自分の家族をいかに愛せるか
考えてみて下さい。そして、終わりの時の姿を
ちゃんと見据えてみて下さい。
そしたら、虐待とか、放置なんて事は
あり得へん話になるはずや。