NNN作品と、言えば。以前にも紹介した矢崎存美さんのシリーズ4作目が去年の
秋口やったか、発売されて、そっちも面白くて、泣けて。
野良猫と、飼い主になる人間との物語なんやけど。
これも、そう。でも作者が、ちゃうねん。
中原一也さんの作で、矢崎さんとは、どんな関係なんやろかね?
その辺は、知らへんけど、物語は、同じ。
何がちゃうか、何がスピンオフなんか? 言うと
矢崎さんは、飼い主目線の物語。このはけんねこは、猫目線の猫同士の物語
つまりね、野良ちゃん猫を、人間に飼い主として託すお節介をする猫と
そのお節介に乗っかる猫の話なんよ。
もちろん、飼い主になる人の話も織り交ぜてなんやけどね・・
なんや、写真に出してるジャケット観ると、「ネコが葉巻吸うてるやん」
なんて、ふてぶてしいやないか!思えるやん
出て来る猫のイメージは、こんなんやで、悪そう・・で、ダークなイメージのまんま
せやけど、お節介な仕事は、やっぱり野良猫を救って、
飼い主探す、言う話やからね矢崎作品と、基本は一緒やねん。
1巻で5話の物語が描かれてるけど、4話目、5話目はハンカチ手元に置いて
読まへんと、涙が止まらへんよ。
猫を飼う人の気持ちと、好きな人の話だけや無くて、みんな人間がこんなやったらな~
野良猫なんて生き物は存在せーへんのかも知れへんね。
まーこれまた、同じセリフやけど、本屋に行ったら手に取って見て下さい。
何も猫が好きや無くても、読んだら少し、感傷的に成りますよ。
犬はどうなんか、知らへんけど、我が家にも、
コイツが居てるから。