本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

なんか、微妙に残念

この作品、前作2巻を含めて、これで3巻目

所が、これまでの2巻とは、少しばかり違う作品に仕上がってる。

f:id:jon_tomatsu:20190827083543j:plain

掟上今日子の挑戦状

これは、一体どうゆう事なんやろ?

違ってる所、決定的に前作と違うんが、目線。

これまでは、探偵である、今日子さんへ、仕事を依頼した依頼主目線やったんが

この作品、3つある事件の犯人の目線で、今日子さんを見て描かれてる。

せやから、これまでの様に、今日子さんの活動的な動きはほぼ無く、

犯人にとっての、追いつめられる気持ちが、主に描かれてる。

これは、これでも、物語としては成立するが、

とにかく、動きがほぼ皆無に感じんねん、はっきり言って面白ろ無いねん。

それと、ネタになる、事件。

一つは、自殺ほう助、一つは、密室殺人、一つは死者のダイイングメッセージ

と、有りがちな事件の真相を、犯人の言動を頼りに、今日子さんが推理し

追いつめる形ではあるけれど、とにかく、事件が単純過ぎて、

推理と言うほどの事も有らへんのに、

書かれてる物語が、犯人目線であるが故に、話が面倒臭い。

なんも、気持ちが入って来ーへんのよ。

西尾さんって、複数の人チームの称号なんかな? 藤子不二雄さんみたいに???

若しネタ切れで、今回この作品を、送り出したんやとしたら、

もうこのシリーズは、打ち止めやな。

皆さんは、本屋で、見かけても、前作の1,2巻を、手に取って

3巻は買わへんで、ええ思います。久しぶりの駄作でした。