育てる親が悪いのか?
幼児の子を拉致して殺してしまう様な、子供が「親のせいだ!」と
言うような、未成年のガキは・・・
親が悪いに決まってるわ。
未熟な親が、子供を作っちゃあかん言う事。
昔なら、大家族で、子供は、親だけや無くて、
一家総出で、面倒みて。
年老いた家族も、一家総出で、看取る。言うのは
当たり前の行為やったのに、家族が親と子だけやとね
それが叶わん様に成るから、親がちゃんとせーへんと
あかんのよ、負担が大きい言う事よ。
加賀刑事と、松宮刑事、従弟の間柄で、事件捜査をする最初の作です。
所轄の加賀刑事が、本庁の松宮刑事を、指導する言う上下関係やけど
この関係が、めっちゃええねん。
洞察の加賀に、素直で単純な推理を描く松宮だから
容疑者の方が、疑われてるのか、そうでないのか
戸惑ってしまう様子が、旨い事描かれてるわ。
刑事ものやからね、当然事件解決言うのは、犯人逮捕なんやけど
加賀刑事がこだわる、解決の方法言うのは
容疑者自らが、自覚する事、自分で、事件に決着をつける事
なんや、分かる気がした。
せや無かったら、きっと犯人は、再犯する。そんな気がする。
長い、東野作品「新参者」シリーズですが、
次に紹介する「希望の糸」で、一区切りにしよう思ってる。
これも、少し前の作品ですが、この後に作品が出てへんので。
終わりかな?