本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

加賀恭一郎と言う、刑事を探ってみたくなりました。

東野圭吾さんの作品、今は、「マスカーレード」シリーズが
話題に成ってるけど、その前は、「ガリレオ」シリーズ、
その又前は、「新参者」シリーズ。
日本橋署刑事、加賀恭一郎の刑事ものが、

東野さん代表作やってん。

最近、ここには、「白鳥とコウモリ」をご紹介してるけど。

これまで、ちゃんと読んでへん、新参者シリーズを、

読みた~なったんで、ちょっと古いけど

この作品をアップします。

タイトルそのまんまやね。

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新参者

映画の影響力は、大きくて

このシリーズの「祈りの幕が下りるとき」
麒麟の翼」を観てるから、主人公の加賀恭一郎は

まんま、阿部寛さんの顔が浮かぶねん。

しかも、登場してくる、日本橋界隈の、お店の人たちも

映画で出演されてた役者さんたちが、ダブってしまって

だからこそなのか、物語の人の印象や、街の描写は自然に
頭の中に入って来て違和感が無い。

もちろん、僕自身も、この日本橋を歩いて廻ったし、
東京駅から、日本橋兜町茅場町、浅草まで。見てるけどね。
はっきり言って大都会やから、愛知の田舎者からしたら
新参者の加賀さんが、見る、印象とは、全く違いますよ。
江戸和風と、言われても、ピンと来ーへん。
ビルばっかやん?道路は車通りが激しいし。人は多いし。
広間でも、背広着たサラリーマンは、足早やしね。
観光なんは、自分らだけなんや、思わされる。
そんな街で、警察官の仕事で刑事となりゃ、どんな生き方
どんな捜査手法が、街に合ってるんか?言うのは
こう言う仕事の仕方がええのやろな。 言う、作品です。

僕は、この作品の事件の内容より、
加賀恭一郎いう、人となりと、彼の眼を通して観る
日本橋いう街が好きに成った。
実際の日本橋は、折角の麒麟の像が、羽ばたかれへん状況で

慶喜さんが書いた云う、日本橋の銘板も高速道路の橋脚に
貼られてるし。これで、ここの街の人は納得、出来るんか?
思う点の多い事。後に高速道路は撤去されるらしいが
今のところ、現状は、ほんまに残念な街の姿やけど
でも、水天宮付近や、江戸橋から先は、まだ、江戸が香る
老舗のお店も多くて、ええとこやけどね。

 

と、言う事で、これからしばらく、このシリーズで
ブログを上げることに成りそうです。
飽きたら、他の人のブログで、お茶を濁して下さい。
我慢して頂けるなら、しばらくお付き合いを。(#^.^#)