本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

東野さんの若き挑戦は、まだ有るんねん。

この作品、主役を食って、被害者家族が、警察官で、事件を
推理してしまう。
加賀恭一郎の存在の薄い、それでも、確実に居てる。
何とも、興な作品。エンディングでも、誰が犯人か分からへんまま

終了。
なんじゃそれ!な、物語。しかも、最後に袋とじ。
何処まで挑戦的やねん。

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どちらかが、彼女を殺した。

そう、帯の通り、容疑者は、二人。で、どっちやねん!。

言う事です。

女の人って、自分に彼氏が出来たら

友達に紹介したいの?

僕、独り者やから、分からんのか?男でも、

そう言う奴は居てるんか?

何それ、自慢? えばりたいの、「私、彼氏できた!」って
優越感?

もし、そんなんが有るんやったら、それが、事件の元凶やね。

居てへん人が嫉妬せーへん訳無いやん。

でね、その紹介した友達に
彼氏、盗られた言う、三角関係よ。良くある話。
「バカなの?」って、事よ。

物語は、そんな関係を、徹底的に調べる、被害者の兄の

推理の物語。

 

この物語の、変さは、単純な事件の構図ではなく
主役は、加賀刑事やろ?言うのが、どっか行ってしまってる
刑事捕物帖。

東野さんの若さが、炸裂してんのやね。こんな刑事もの
観た事無いもん。

主役を脇役が食ってしまったら、普通は面白ろ成らへんもんね。

だから変? しかも、最後まで犯人、読む人には
教えられず。(袋とじの中に書いてるのかな?)
其処は、明けてへんから、不明。

 

そろそろ、飽きてる?
でも、まだまだ、このシリーズありますから
次は「私が彼を殺した」行きますんで、よろしく。

(#^.^#)