東野さんが、刑事ものドラマを描くと、こんな感じ
って、言えるや無いかな?
最近、本屋に行かれた方なら、もうお気づきや、思います。
この作品、大量に平積みされてますからね。
しかも、買われた方ですら、最初は、手に取るの躊躇しはったやろ
思います。
なんたって、2200円やからね。しかも、めっちゃ分厚い
ハードカバー作品でも、この厚さで出版される小説は、近年珍しいちいます?
ついこないだですかね?
池袋で、車を暴走させて、まだ若い母子を轢き殺してしまった
高級官僚言う人の公判が始まって、最初に被告は、何、言ははるか
注目してたやん。
「車が、勝手に暴走して、私は、戸惑ってただけで、過失は有りません」
ってね。
まーまー、被告ですから、「私が悪かった」と、言いたないんやろ
「嘘」でも、やってませんを、貫き通すんやろね。
悪い奴なら、こんな事が普通なんでしょ。
裁判は、証拠で持って公正な、判決を下せばええのでね。
しかしながら、若しも、被告が、全面自供で、
「私がやりました。全部私の責任です。」なんて、言う被告が
嘘をついてる場合は?
自供に元ずいて、起訴してしまうんやなかろか?
その嘘を、見破る手法は? その嘘に一番に気づける人とは?
そんな、話が掛かれてますよ。
重くて、本を持ってるだけで、しんどいけど
間違いなく東野さんの書いた物語です。大満足の1作やで。