みなさま 新年あけまして おめでとうございます
年末から、読み始めて、中々この厚さの作品を読もうと思うと、
自営業者で、年中無休の我が身には、ちょっとキツイ。
せやけど、地道に時間を作っては読みふけって、ようよう今日、完結しました。
前作より、三島屋さんの、百物語の聞き役が、孫娘の「おちかさん」から
「富次郎さん」に交代して、作品の中での聞き役の存在感が薄れてまうんちゃうか?
思ったんやけど・・全然そんな事は無かったわ。
おちかさんは、女性の聞き役やったんで、
今作の様な、スペクタクル感は、無かったけれど、
これまでより遥に、アドベンチャー的になって、わくわく感が増してます。
三島屋変調百物語は、今作で、6作目? 1作目から読んで、この作で
語りべは、何人目かな?30人は、越えたやろか?
まだまだ百話には、程遠いので、宮部さんどうすんのやろ?百話までやんのか?
なんて、心配を、確か前作の「あやかし草紙」を紹介した時にも書きましたが
僕が、間違ごーてるわ。あの人絶対、百話書きはるわ。思います。
恐らく、今日でみなさまのお正月も、終わりで、明日からは通常のお仕事が始まって
もう、読書どころでも無くなるかもしれませんが、
宮部さんの、作品は、どの作品を手に取って読んでくれはっても、間違いありません。
是非、この三島屋百物語も手に取って、読んで見て下さい。
あー一つだけ、ご忠告です。なんせ宮部さんの作品は、ハードカバーで買うと
分厚くて、読んでると、腕がプルプルして来んねん。本が重いねん。
根性の無い人、女性に方で、腕に筋肉付けた無い人は、文庫を、お手に取って
お読みいただくんがええと、思います。
根性有る男子は、是非ハードカバーで。(^^)v