本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

日本人パリジェンヌの作家さん

原田マハさんの作品です。

去年かな、ハードカバーで出版されて、読んで見たいな~

思ってる間に、時が過ぎ・・

最近になって、文庫が出てる事を知って、買ーた。

やった。って感じやね。

f:id:jon_tomatsu:20200515180539j:plain

たゆたえども沈まず

揺蕩うって、これまた難しい日本語やよね。

船が、難破する様を外から見た感じを、こんな言葉で、表すねん。

で、難破しそうやけど、沈まへん船とは、何? 言うと

これ、フランスは、パリの事やんねん。華の都。

この物語、今でこそ、日本人でも知らへん人は居てへんくらいの

画家、フィンセント・バン・ゴッホと、その弟さん。

そして、日本からフランスに渡った、画商の若者の話。

これね、一部実話を使ったほんまに、よく出来た偉人伝云う感じやな。

時は、江戸末期から、明治の中頃(日本時間では)

フランスでは、文明開化の幕あけで、パリ万博で、ナポレオン3世全盛期。

そんな時代を生きた、ゴッホの弟さんと、日本人の出会い

ほんまやったら思うほど、ええ話やったよ。

ゴッホは、自殺で亡くなるねんけど、後を追う様に弟さんも、

亡くなってたんやな~、そこは、知らなんだけど、史実やねん。

そして、残されたんは、弟さんと、結婚したばっかのお嫁さん

彼女が、ゴッホの全作品を引き継いで、今に至ってる云う史実も

そこまで、なんやまるで、ほんまにこうやったんちゃうの?

いうくらいに、原田さんが描いた物語が、しっくりくるねん。

ま、詳しい事を、僕が知らへんだけやけどね‥(;^ω^)

 

歴史に触れる様な作品。なかなか良かった。泣きそうな場面もあってね

ゴッホの絵は、「夜のカフェテラス」を、パズルで作って

玄関に掲げてあるけど・・そんな経緯有ったんか?って、

思わず、見入ってしまったわ。(#^^#)

本屋で、文庫の新刊コーナーに置いてる、思います。

良かったら、お手に取って見て下さい。ゴッホやで、郵便屋さんちゃうで。( ^ω^ )