原田マハさんの作品です。
去年かな、ハードカバーで出版されて、読んで見たいな~
思ってる間に、時が過ぎ・・
最近になって、文庫が出てる事を知って、買ーた。
やった。って感じやね。
揺蕩うって、これまた難しい日本語やよね。
船が、難破する様を外から見た感じを、こんな言葉で、表すねん。
で、難破しそうやけど、沈まへん船とは、何? 言うと
これ、フランスは、パリの事やんねん。華の都。
この物語、今でこそ、日本人でも知らへん人は居てへんくらいの
画家、フィンセント・バン・ゴッホと、その弟さん。
そして、日本からフランスに渡った、画商の若者の話。
これね、一部実話を使ったほんまに、よく出来た偉人伝云う感じやな。
時は、江戸末期から、明治の中頃(日本時間では)
フランスでは、文明開化の幕あけで、パリ万博で、ナポレオン3世全盛期。
そんな時代を生きた、ゴッホの弟さんと、日本人の出会い
ほんまやったら思うほど、ええ話やったよ。
ゴッホは、自殺で亡くなるねんけど、後を追う様に弟さんも、
亡くなってたんやな~、そこは、知らなんだけど、史実やねん。
そして、残されたんは、弟さんと、結婚したばっかのお嫁さん
彼女が、ゴッホの全作品を引き継いで、今に至ってる云う史実も
そこまで、なんやまるで、ほんまにこうやったんちゃうの?
いうくらいに、原田さんが描いた物語が、しっくりくるねん。
ま、詳しい事を、僕が知らへんだけやけどね‥(;^ω^)
歴史に触れる様な作品。なかなか良かった。泣きそうな場面もあってね
玄関に掲げてあるけど・・そんな経緯有ったんか?って、
思わず、見入ってしまったわ。(#^^#)
本屋で、文庫の新刊コーナーに置いてる、思います。
良かったら、お手に取って見て下さい。ゴッホやで、郵便屋さんちゃうで。( ^ω^ )