まとめて3冊読んで、ここで紹介した、猫の話の新作です。
「ネコ猫ネットワーク (=^・^=) 通称 NNN 」
前作同様、僕にとっては、ヒット作に成りました。
人ってね、自分が、人に好かれへん人間なのか、どうか?って
気付かへん時が、あんのよ。特に幼少時代に、親に我がままに育てられてしまうと
自分の正義は、何でも通る思ってしまう。親には、教わってるはずやのに、
「友達を傷つけたらあかん!」と、口酸っぱく言われても、自分は、親に何か言えば
全て、叶えてもらってたら、他人もそうしてくれるもんと、思ってるからね。
それが、大人に成っても、そのまま育ったとしたら、結婚がうまく行くはず無いやん。
そんな人がね、家族から、三下り半を突き付けられて、離婚になり子供達とも
離れ離れになった時の、寂しさは・・どう解消する? でも、我がままな自分には
気付いたとしても。
そんな、物語が、書かれてます。
自分のどっちか言えばそうやってん。僕は、結婚はした事無いから、家族と離散はないけどね
親が、亡くなって、一人になってしまって、葬儀を済ませて、帰った部屋が
とても広く感じて、寒くて、寂しかった事。
この物語の主人公の気持ちと、一緒やった気がする。もう、15年もなるけど・・
我が家にも、猫も、今では、家族。死に別れるなんて考えられへん。
それでも、何時かは。
その時、僕は、耐えられるやろか、笑って、「さよなら」言って、逝けるやろか?
ネコが先やったら、僕は、どうなる? 怖いけど。 今は考えられへん。
そんなエンディングで、涙、いっぱい流してください。
ジャケットだけみたら、楽しそうな、物語に思えるけど。これは、文学賞に値する
傑作やで。
どうか、みなさんも、本屋で、お手に取って、読んで見て下さい。
1日で、読めますから、涙ぬぐうもん用意しといて、下さいね。