こちらも、神様シリーズのスピン・オフと、言えるかもしれへんね。
何せ、ポコ侍が、出て来るから。
せやけど、鈴森さん、好きなんやな~動物キャラが。
この作品はシロクマやからな? もう、可愛さなんてもんは
有らへんけど。
自分の家に、シロクマが、人間みたいに、家に入って来たら
驚くよね。怖いともいうけど。
それが、何故か、この物語に出て来る人達
ちょっとだけ、怯むくらいの事で、驚きまで行かへんのよ。
それは、何故か? 云うのが、この物語。
僕はね、学生時代や、勤め人時代に付き合いの有った友達との
その後の付き合い、云うのか、学校、会社、離れてからも
付き合いが続く云う事が無くて。
過去に縛られへん云うには、寂しいけど、今の暮らしの中で
仲の良い人を見つけて付き合って生きたい思うから
過去の人とは、どうしても疎遠になってしまうねん。
古い友達言うか、絶対切れへん友達云うのは、必要なんやろね。
そんな、友達と、永遠で在りたい云うテーマが、回想録的に書かれてて
鈴森さんの神様シリーズとは、少し違ってて、ええ話やった。
この物語も、エンディングは、ハンカチが要るわ。
これもね、鈴森さんの神様シリーズを先に読まはってから
手に取ってもらうんが、ええやろね。
その方が、エンディングを楽しめる。