早いもの。
浅葉なつさんの、この作品を、今は無きSNSサイトで、紹介してもろて
読み始めた第1巻から、今日の10巻に至るまで。
次巻が、待ち遠しい毎日やったわ。
思えば長く、過ぎれば短い時間やった。
この作品も、これが最終話やねん。
知られてる神様の数だけでも、八百万。
そんな神様も、僕は、きっと昔々、生きた人やと、思うねん。
功績が有って、その後の人達によって、神として祀られた、思うねん。
天照様もそうやないか?思うねん。
せやからな、泥臭い人間的な話や、逸話が有ってしかるべき
思ってんのよ。
勢力拡大や、何かの使命によって戦もしたんやろ
人やったら、欲も偏見も、馴合いも有ったやろ。
その為に、無用な戦もして、殺生もして来たやろ
家族を亡くしたり、部下も亡くしたんやろ。
そんな歴史が有っても、今も日本は、人も国も残ってる。
それは、誰かが功績を残して、今に繋いでるからや。
中には、ひどい政治をした輩も居てるやろ、そんな人も
亡くなってしまえば、神と讃えられたかも知れへん
それでも、今でも、杜は有って、其処に行って拝む人が居て
お祀りしてるのには、必ず訳があるんよ。意味が有るんよ。
人のために成ってるんよ。
そんな神様の泣ける様なええ話です。この物語は。
浅葉さんの、作り出した物語なんやけど
きっとこんな事が有ったに違いない、思って読みましたで。
神仏言うのは、目に見えへんし、信じる事しか
出来やんけど、その価値が、有ると僕は思います。
せやから、行きましょ。地元の神さんを、お参りに。
あーそやけど、終わってしもたな~、
浅葉さん、次はどんな新作出してくれはるやろ?
期待しよ。