本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

7年半の年月も、終わってみれば

早いもの。

浅葉なつさんの、この作品を、今は無きSNSサイトで、紹介してもろて

読み始めた第1巻から、今日の10巻に至るまで。

次巻が、待ち遠しい毎日やったわ。

思えば長く、過ぎれば短い時間やった。

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神様の御用人10

この作品も、これが最終話やねん。

 

古事記や、日本書紀読んだら分かるけど、日本には、

知られてる神様の数だけでも、八百万。

そんな神様も、僕は、きっと昔々、生きた人やと、思うねん。

功績が有って、その後の人達によって、神として祀られた、思うねん。

天照様もそうやないか?思うねん。

せやからな、泥臭い人間的な話や、逸話が有ってしかるべき

思ってんのよ。

勢力拡大や、何かの使命によって戦もしたんやろ

人やったら、欲も偏見も、馴合いも有ったやろ。

その為に、無用な戦もして、殺生もして来たやろ

家族を亡くしたり、部下も亡くしたんやろ。

 

そんな歴史が有っても、今も日本は、人も国も残ってる。

それは、誰かが功績を残して、今に繋いでるからや。

中には、ひどい政治をした輩も居てるやろ、そんな人も

亡くなってしまえば、神と讃えられたかも知れへん

それでも、今でも、杜は有って、其処に行って拝む人が居て

お祀りしてるのには、必ず訳があるんよ。意味が有るんよ。

人のために成ってるんよ。

そんな神様の泣ける様なええ話です。この物語は。

 

浅葉さんの、作り出した物語なんやけど

きっとこんな事が有ったに違いない、思って読みましたで。

神仏言うのは、目に見えへんし、信じる事しか

出来やんけど、その価値が、有ると僕は思います。

せやから、行きましょ。地元の神さんを、お参りに。

 

あーそやけど、終わってしもたな~、

浅葉さん、次はどんな新作出してくれはるやろ?

期待しよ。