本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

7巻目の新作、ここでは2冊目

今回は、文庫かされた新作巻をアップします。

花咲小路二丁目の寫眞館

寫眞→「写真」ですけど、難しい字?
それはともかく。
小路さんの作品では、同じシリーズを紹介してるけど
これは、文庫です。
なので、ハードカバー版はすでに出版されてるんやろ、思います。

この作品は、ジャンルが何?と、答えられへんので
「不明」若しくは「ファンタジー
タイムスリップって帯に書いてるんで、そんなんが
話のメインである事は、疑い無いねんけど、
僕は、こう言う非現実的な事は、全く信用してまへんので
「何、言うっちゃてるの?」くらいの、設定です。

「写真」って、そもそも過去を映すもんやないですか。
被写体が何であるにしてもね。
人なら、映ったその瞬間から、老けてくわけで。
絶頂期の笑顔とか、スタイルとか、映って残ってる
云うのは、嬉しいもんなのかな?
とかく、映りたがりな人居てますけど。
僕は、あんまり、入りたない方なんで、残ってる
自分の写真いうもんが、そんなに無いんです。
一方で、報道写真みたいなんは、
記憶として、残さへんとあかん事象も有るやないですか
今はビデオかも知れへんけど。
動かへん写真でも、事件や事故の写真云うのは
唯一事実を、他人の目で確かめられる生のもん言うのかね
大事な記録やね。
そんなんが、この物語の大筋の話です。

ただね、過去に戻って(タイムスリップ)なる
アインシュタインでも、過去には行けても、未来には
行かれへん言うてたのに、行って戻る云うのんがね
嘘くさくてあかんけど。
妥協して、そこは善しとしても、そんなん
過ぎた過去の時代に、日付も時間も知ってる事件の
証拠写真撮りに行ってどないする? 思うねん。
それは「ずっこい」で。
と、僕は、思いました。

ネタバレやから、もうやめときます。
買って読んで見て下さい。ちょっとこれも長い作品
文庫でよかったわ~。