本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

マジシャンのイメージって

やっぱり、「ブラック」「黒」「悪」そんな感じするかな?
自分も含めて。
ほんまの所は、どうなんやろ。
騙しのテクは、そりゃ他人より長けてるのは理解できる。

ブラック・ショーマンと覚醒する女たち

東野圭吾さんの新作です。
これも、続編です、前作「名もなき町の殺人」が、3年ほど前に
出版されてて、今作が2作目ですけど、なんや?前作とは
違う気がする。
舞台がちゃうのかな?それと、今作は短編6作がちょっとずつ
絡んで大筋の物語が有る云う、よく有る手法のサスペンス。
それでも、東野さんが書かれた作品にしては、殺人も無く
ちょっと、危うい女性たちの物語で、それを解決する
マジシャン・バーテンダー
みたいな話です。

しかし、この設定がね、そもそも飲み屋の店主が
客の揉め事を、解決するなんてのがね。
マジシャンもバーテンダーも「黒」でしょ。イメージ的に
思うやんね。
なんで、そのイメージを覆されるのんかいな?
思って、読んでたけど・・そういう面も有るけど
やっぱり「ブラック」やった、言う「オチ」が
おもろい作品ですよ。

流石、言うのかね、もう東野圭吾さんは
日本を代表する作家さんと、言えるんで
何を読んでも、間違いない思うから
たぶん、日本だけや無くて、海外でもきっと
評価を受けてる思うけど、
何故かね? 作家さんを褒める賞的なものは、「純文学」
僕からすると、くだらん恋愛話や、人情を売りにする作品ばっか
書いてる人が、讃えられてる気がする。

せやからね、もっと東野圭吾さんの作品が売れて欲しいと
僕は願ってる。 宮部フリークの僕が、こんなん云うの変やけど。
まず、この作品を、本屋で買ってください。(^^♪