本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

数あるお仕事物語は、女性の話が多い

ご紹介するこの作品も、女性の物語。

しかも経理。 ってこれ?もしかして、益若さん?
「これは経費では・・」は、ここでも、全作、紹介してますが
でも、経理の話だけではありません。
会社と、自分がテーマです。

やってられない月曜日

この作品10年前の作品が、文庫化された様で、作者の柴田さん
読むのも、ご紹介するんも、お初です。

会社、職場、担当業務 社会の中での自分の存在意義なんて
この3つが、そのものやんね。
主婦でもない限り、大体の人は、初対面の人に
「お仕事、何してはります」言うーて聞くんは
その人の、存在場所を聞いてるみたいなもんで
それが失礼が無い、その人のプライオリティー
知る一番早い質問なんよ。
いきなり、「あんさん、何処住んでますの?」とは
聞かれへんしね。

その上で、自分は、なんでここで働いてるんんか?
会社は、自分を雇って、何かメリットは有るのか?
ならば会社若しくは、世の中に貢献するには
自分はどうしてたらええのか、どうすべきなのか?

皆さんそれぞれに、考えて仕事してはるねんから
形は違えどもそれなりに、役に立ててるんちゃいます。
しからば、それは何時まで続くんやろ?
または、何時までやったらええのやろ?
役に立てて、平和で、日々が続くなら、それは
突然失ったり、せんのやろか?
不安に成りますやろ。「倒産」や、「解雇」や
今や、「コロナ」なんて感染症による不和もありますし
社内の不和なんてのも、あるやん、セクハラ・パワハラ
そんな話がこの物語には、描かれます。

ふつうはね、会社や、社会の中で生きてる分には
身近にそんなトラブルは、有らしまへんで、
毎日、動揺するような事態が有ったら、
仕事に成りまへんやろ。
ただ、それでも、起こる事態に巻き込まれる事は
人生の中に何度かは有る思うねん。
その時の解決のバイブルの為に、本は役に立つ
この作品も、ひと役買うかもしれへんよ。

是非一読を。