本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

職業が、生き方を決めてるのかも?

自分が選んだ仕事に就いてる人ばかりでは無いけど
就いた仕事が、その後の自分を形成して行く事は
ままあるやん。自分も多分そう。
谷さんの、同作、二巻目。

語らいサンドイッチ

最近は、具がいっぱいのサンドイッチやったり
でっかいフルーツ丸ごと入ったんが、人気に成ったりする
サンドイッチ屋さんも有るけど・・
僕が子供の頃は、サンドイッチ言うーたら
卵サンドか、キュウリとハムを、からしマヨ塗ったパンで
挟んだサンドイッチくらいのしか、有らへんやった。
そんなんでも、近所の喫茶店で、食べるんは
ほんま、ご馳走やってんで。
その、サンドイッチを作って売る、言う仕事を生業にした
姉妹の話や。
姉が妹を誘って姉妹で、店を始めたものの、
妹としては、どうなんよ? それでええのか?
とか、姉は、気に成らへんのか?妹は、嫌々や無いんか?
とか。
それでも、店が上手く軌道に乗って、続けられる様に
成ると、それが、自分たちの生き方に成ってるんよ
いつの間にか。やで。
それは、もう、誰にも変えられへんねん。

そんな話が、書いたある作品です。

 

僕ね、思うんよ、何百年って続いてる老舗の
和菓子屋さんや、宿屋さんや、もっと他には、
呉服屋さんなんかもそうかな。
そこに、働く人や、女将さん、旦那さんは、何て言うたら??
もう、店を引き継がな、言う責任感みたいなものは、
生まれた時から、有るのんは当たり前やろから
もっとなんて言うのか、馴染んでる言うのか
自分の生き方の中に、DNAで刻まれてる言うのかね?
きっと、人柄までも、店に成ってる(なんか表現が・・)
思うねん。
せやからね、当然、立派やな~思うし
凄いな~思うし、自分には、追いつけへん物が
女将さんや、旦那さんには有る思う。
職業が生き方を決めてる、云うのが、当てはまる。
サンドイッチ屋さんでも、他の仕事でもやで。

僕、今の仕事は、会社から離れてかれこれ
20年やけど、設計者としては、35年過ぎてるかな?
長い事やってるわ、自分でも様続いてる思うけど
そやから、職業柄の生き方が、変えられへんな。
いちいち細かい、言われるけど・・しゃーない
僕は、そう言う人間や。

どうぞ、書店で手に取って見てみて下さい
ええ話ですし、仕事ってのは、こう言う事言うのが
分ります。