本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

猫の為の猫による、猫達の猫組織

通称NNN(ネコ・ネコ・ネットワーク)
そんな猫の話を、作者の中原さんは、
人間に読ませよう、言うねんから。作者が間違ってのか?
買って読んでる、読者が間違ってんのか?
それとも、この組織の猫が間違ってんのか?

はけんねこ 今宵、野良猫たちにしあわせを

この作品も、これで、4巻目です。
毎回です、この作品は、ハンカチが必要で、泣かされます。
今回も、彼らに纏わる話が、5話ほど。
どの話にも、心に「仁」と来る、物語が有って
これが、猫の世界で、人には無い事なんやけど・・
イヤ? 有るか?わからん。あるかもしれへん。

猫好きな人ってのは、猫には、きっとわかる言う
「勘」みたいなもん
我が家にも、独り姫が居てるから、そんな気がすんねん。
それをこの物語に出て来る、猫の主人公は、上手く利用して
里親探ししたり、迷ってる猫仲間を
ええ方に導いたりしてんねん。
それが、組織の仕事やねんけどね。
って、中原さんが、描く物語がやで。
動物の保護施設ってのは、世の中、我が家の近くにも
在んねんけど、そやね~、飼い主になる、里親を見つける
言うか、虐待されへんか?言う事だけを判断してる気がする。
ま~それが大事なんやろけど。
でも、猫たちの組織は、それだけや無いねん。
猫の気持ち。そっちが優先されてんねん。
当たり前やな、猫にしてみたら、仲間やから。

人間には、有るんかな?そんな組織。
親を失くした、子供たちの保護施設は、有るけど。
大人は?どやろ? DVで、避難してる、大人の施設なんてのは?
有らへんよね。どっか、知らへん所に、住んでるだけで
誰か、ええ人の家を紹介されてる訳や無いから。

この作品、動物好き(猫好き)の人は、必読や思いますよ。
是非。

こいつは、組織には、入ってへんけど。