職業と、言うとなんやちゃうねんな~。
「なりわい」 一生を捧げられる仕事かな?
好きとか、嫌いとか、成りたくてなったんやないけど・・
みたいな
正に、「老舗」のご主人みたいなね。生業やない?
だって代々引き継いでる物を背負ってはるもんね。
自分の代で、潰されへんやん。
ほしおさんに、教えられてる様に思う「生業」の意味。
この作品も、すでに4巻目、ずっと、和紙の良さを物語に
伝えられて、この作品では、正に「生業」が、テーマに書かれてる
働くって、もちろん、対価をもらって、生活する為で
それが前提で、皆さん、好きでもないけど、毎日一生懸命
その仕事に向かってる。
会社員でも、公務員でも、自家業でも、芸能でも。
でもね、働くには、なんや使命いうかね、自尊心言うかね。
はたまた、夢か、希望か、なんやそんなもんも
有るから、続けられるねんな~。
大企業のCEOみたいに、渡り歩くのとはちゃうねん。
あんなもんは、「生業」や無いねん。
ほしおさんは、この作品で、「生業」は、「物語」と
書いてはる。
若しかしたら、そうかも?人生を描いた物語
長編小説みたいな物かも?
「生業」を持ってる人は、日々充実してはる思う。
皆さんも、是非、そんな「生業」を、持ってください。
ほしおさんのこの作品、若しかしたら、
紙関係小説の集大成なんかも?三日月堂も、月光荘も
出て来るよ。ラス前っぽいけど・・若しかしたら
この4巻目が、ラスやったかな?
そんな感じ。
仕事、見つからへん人、何処に就職しようか?
迷ってる人、是非、ほしおさなえさんの、物語を
読んでみてください。
道が開ける思いますよ。