本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

ここで、七里さんをアップするんは???

若しかすると、初めてかも?

はてなブログに投稿する前のサイトでは、何作かアップしててんけどね~

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護られ無かった者達へ

どうやら、映画化される様やね。
僕は、刑事もので、殺人事件を題材の物語を、

あまり手に取って読まへんのよね
どうしても、事件現場の描写とか、陰惨な場面が出て来るからね
怖いとか、気持ち悪いとか、言う類の毛嫌いではなくて

そう言うものを、描かへんと、事件の証拠や、

残忍さを表現できへんから仕方ないのやろけど、

其処が気に食わんねん。

中山作品は、その辺が緩い言うのかね、陰惨な事件では有るけど

描写はしてへん言うかね。そんな感じが、不快さを消してる。

でもね、事件の背景には、現実を思わせる物が有んねん。

きっと元に成ってる事件か、現実が有って作られた、

背景なんや思うけど、この作品の背景にある、

世の中の大問題には、憤懣やりかた無い。

 

「公僕」って、なんやろね?

言葉だけなら、読んで字のごとく、「我が身を、公に尽くす」言う事で

いわゆる「公務員」と、言う事なんやろ。

僕は、人前に立つ、立場にある人は、全員「公僕」で有るべし、思う。

では、「公僕」として、働くという事は、どう言う事か。

国民に尽くす、言う事では無いのか? 住民にでもええけど。

役所でも、教師でも、警察官でも、消防士でも、はたまた

弁護士、裁判官、検事、国会議員に、空港、港湾職員でもええかな
もしくは、何かの組合職員なんかも当たるかも?

自分が、どっちを見て働いてるか?くらいは、ちゃんと認識してて

欲しいもんよね。

僕は、民間人に当たるけど、仕事は、お客さんの方を向いてる思ってる
「公僕」の人に、「税金で、飯、食ってるから」とか言う話は

言いた無いけど、原資が何処から出てるか?考えたら

自分がすべき仕事がどんな事か? くらい、当然分かるやろ

そんな話が、描かれてる。

 

事件の捜査や、刑事ものてのは、犯人逮捕の過程まで
その中に、作品として訴えたい事を、表現するねんから
難しいやろな。ともすると、タダのサスペンスドラマで

痛快さを、売ってる作品も有るけどね、
それが、ダメな訳や無くて、刑事ものでも、響かせたいと

狙いのある作品も、世の中には有る。

東野圭吾さんの、「新参者」シリーズみたいにね。

中山七里さんの作品は、どれも、そんな作品なんよ。

ドラマになる事の多い、中山作品やけど、今回は

映画なんだそうで、観てみたい思うけど・・

コロナで、映画も見られへんのかな?