宮部みゆきさんが大好きな僕は、作品の中でも、
江戸ものが一番や、思うねん。
舞台は、どれも、深川の下町。
サッポロビールのビルが
ある辺りから、浅草寺の辺りまで。云うったらええのかな?
都内に住んでる分けや無いんで、詳しいわ知らへんけど。
そんな庶民を主人公に描いた物語は、身近に在りそうな話で、
しかも面妖な、怪しい話が多かってん。けど。これはちゃいます。
そんな怪しい、目に見えへん様なもんは、
絶対信じられへん云う
岡っ引きの奥さんと、弟子の小僧さん、それから、
何故か仲良くなる、風呂焚きの用人
彼らの、事件捜査言うかね、捕物帖が、この物語。
近年、テレビドラマでの、時代劇、言うったら、
NHKの大河がくらいのもんで
昔見た、銭形平次的なドラマは、見られへんけど、
刑事ものも似たようなもんやけど
これが江戸の街が舞台で、髷を結った人達の話やとなると、おもろいやん
宮部さんの描くこの捕物帖は、まんま、それです。
腹から笑えるおもろいドラマに成ってるよ。
映像化しても行けそうな。
これね、久しぶりに、ソフトカバーで出版されてるから
長編でも、本が重く無いねん。しかも、1600円。
お値打ち価格で、懐にも優しい。
是非、本屋に行って、買って下さい。
コロナで外に出られへんやった時間は、もう終わりそうやけど
暇な人は、これで、時間潰したら、
間ーを持たせられるで。(*^-^*)