本について、話そう。

僕の個人的な、本の趣味を、文書にしてみる

この物語も、この巻で、完結やね。

友麻さんの作品を読んで、2作品目の物語なんやけど、これは4巻目のこの新作で

完結やねんな。

まだもうちょっと、続くんか?と、思ってたけど・・

読んで見たら、こんな終わり方がええのかな。って、ちょっと思ったね。

友麻さんは、強くそう信じたんやろね。

f:id:jon_tomatsu:20200208103327j:plain

鳥居の向こうは、知らない世界でした。

若い頃ってのは、学校にしても、就職して社会人になっていたとしても

自分の行く先なんて、なんも考えへん人が、ほとんどやろ、思うけど、

ただ、職業として、自分の進みたい、やりたい、仕事ってのは

見つけられてる場合もあるやん。

そんな人は、何年かは、育成期間言うか、お弟子さん言うか、修行の期間

やんか。

そやからね、何時か、師匠なり、先輩なり、上司なりを、越えて行かないかん時って

来るやん。嫌がおうにも独り立ちせなあかん時が来る。

僕なんて、半年やったか? なんせ、1年目の8月には、一人で出張先に残されて・・

そこから、年末まで一人で、客先で過ごしたからね。

どんな会社や、思たわ。

この物語は、一人の女性薬剤師の独り立ちの話やねん。ちょっと特殊やけどね

友麻さんは、あやかしの世界を舞台に物語を書かれてる作品ばかりなんでね

それも、特異性の一つでね、見方が変わる一つ。

それと、この物語の主人公は、独り立ちでも、王宮に入る言う、庶民とは違う場所に

進もう言う話でもあるから。

目標も違うわな。

 

友麻さん、いかにもライトノベル的な、物語やけど、

この物語には、ちゃんとした芯が有って、人に訴える物もある。

せやからね、漫画的と言われるもんでも、文学はちゃんと有んねん。

そう言う物書きのお一人が、友麻碧さんかな、思うねん。

以前に、何冊も全10巻かな?9巻? 「かくりよの宿飯」紹介したけど

めっちゃ面白い作品やったけど、こっちは、ちょっとしっとりしてるで

そやけど、読む価値は絶対あるよ。是非、店頭で。