ほんまに、神さんが居てはるなら、御利益云うのは、
きっとこう云う形になんねやろね。
蒼月海里さんの、新作です。どうやら、これが1巻目で、これから何作か続きそう。
神田で営む書店の話。年老いて一人営む書店なんやけど、
毎日、隣の小さなお稲荷さんの祠に、お参りしてたかい有って。
倒れて動けへん様になった、自分を助ける神が現れる、云う話やねん。
そやけど、主人公は、この爺さんや無くて、
お稲荷さんの、お使いキツネ🦊やねん。🦊が本屋を、せなあかん様になって
サーどないしょ。云うのが、この第1巻のお話ですわ。
この作家さん、前作シリーズでも、「書店」を舞台に、物語を描かれてるし
今作も、かなり書店の仕事に突っ込んで書かれてるんで、
詳しい人なんやろね。
小さな個人書店が、生き残るには、どないしたらええのか、云うのを
この作品で、描こうされてんのや思う。
本屋で、神田で、云うから、稲荷で、🦊、何やろね。( ^ω^ )
とりあえず、掴みは、OKな作品です。この1巻は、さわりだけなんで、
2巻目以降の、本題の物語が、どうなって行くのかが、楽しみな作品ですよ。
作者の、蒼月さんを、御存じの方は、1巻目から、ゲットしたい作品や、思います。