三ノ池植物標本室に、続いて、此処に紹介する、2作目ですけど。
続くものと、言えるのかも?
みなさんの家は、築何年?
僕は、川越市って所に、行った事無いねんけど、テレビでは何度か見てる
小江戸と言われるほど、古い建物を、リノベーションして、現在も残された
街並みが、観光の名所にもなってる場所やねんけど、僕の記憶するのは
火の見櫓やろか? 武家屋敷とか、町屋が並ぶ黒瓦の屋根に、突き出た
櫓を印象的に、覚えてる。
そんな街に、千葉から、住み変わって来た院大生の主人公と、
教授、そして後輩の女子学生、はたまた、その川越の人達と、立ち並ぶ古い家の物語。
主人公は、家の声が聞こえる云う、特殊な能力の持ち主で、
古い家の歴史を、家の声が教えてくれるんやね、その声を聴いて、新しく住む人を
その家に繋いであげる、言う役割みたいな事をすんねやね。
ほのぼのしたええ話よ。
僕は、このほしおさん 云う作家さん、新しい切り口で、
なんかええ話しはるな~思ってんねん。なんて言ったらええかなー
人生観とか、仕事感とか、何か契機になる一言、見たいな教えてもらえる
思って読んでんの。
この作品は、1巻目と、思う、まだまだ、続きの話があるんやないかな?
その辺も、「三日月堂」と、似てるかも? そやけど、続編では無いねん
新しい物語やねんで。
人生の転機や、悩みがある人は、是非、ほしおさなえさんの作品を
手に取って、読んでみて。絶対、役に立つ思うで。